冷やし中華はじめました(27/100)
お疲れ様です。
盛夏とは今時期のことですね。両面グリルされそうな東京です。
夏の風物詩と言えば色々あります。例えばスイカ、カキ氷、花火、浴衣、コンビニ前のたむろ…。でも私が夏を感じるのは、やはり冷し中華です。
最近はしょうゆタレとごまダレが選べたり、お店ごとに個性のあるものも登場していますが私は断然、しょうゆタレ派です。洋カラシと酢を混ぜて頂くのが好きです。
具もシンプルにきゅうりにハムに錦糸卵にモヤシなんかがいいです。たまに乗ってる さ く ら ん ぼ ! あれがたまらなく好きです。食べるのは当然、最後に決めています。なぜなら、デザートだから!当然です。
「冷し中華はじめました」の看板がでると今すぐに食べたい気持ちを抑えて、タイミングを計ります。「君を1年間、待っていたんだ!」溢れる悦びをポーカーフェイスを装い、あえてその日はタンメンを食べます。マーボー飯でもいいでしょう。
そして迎えた決行の日。湿度、気温、時間帯も完璧な冷し中華日和。いつも通り、店内のメニューを見ながら「タンメ…。あ、始まったんだな。じゃ、冷し中華で」。これ、この「じゃ…」というのが大事です。始まったんなら食べてみるか…という感じを出すのです。
これは店主と私と冷し中華のカケヒキなのです。夏の定例行事。一年ぶりの再会、季節の移ろいは早いなあ、と感慨にふけって冷し中華を待ちます。
期待に胸をふくらませ今シーズンを占う初の冷し中華!む、ムムム…、ぬるい。ぬるいよ、麺が。
効き過ぎた カラシが鼻に 刺激的
うれし涙さ にじんで見える
失礼しました。
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