ビジネスの場で、もっと感情をシェアしよう
今日、3月8日は国際女性デーだそうです。
女性だから、男性だからという言葉に縛られず、一人ひとりが自分らしさを愛しながら生きる社会になってほしいと日々、願っています。
こんにちは。里山リモートワーカーのなかあづさです。
今日は、最近一緒にお仕事をする割合として女性が多いことに気づき、そこから私なりの見解をまとめてみたいと思います。
打合せ前のチェックインで感情をシェアする
私は最近、自分のプロジェクトで打合せを始める前に「チェックイン」として、今の気持ち、体の状態を意識して聞くようにしています。
すると、みんないろいろなものを抱えている。
言葉にならない思い、悩み。
実はちょっと体調に不安があること。
すっと打合せをスタートしてしまったら気が付かないであろう感情がたくさん詰まっていました。
「聞いてよかった」そう思う日ばかりです。
他者を許せないからこそ、自分もどんどん頑なになってしまう
ビジネスにおいて、自分の状態をアウトプットする機会が少ないと感じることが多々あります。
自分のプライベートな悩み、今日の体の状態、気持ちの波、これらを仕事の上では出してはいけない雰囲気がある場が多かったなあと振り返って思うのです。
一方で、自分勝手にしんどい、大変アピールをする人を私自身が嫌っていたのも事実です。「四の五の言わずにやりなさいよ」と思っていたからこそ、自分も弱音を吐いてはいけないと他者を許せないからこそ、自分のことも許すことができませんでした。
また、私自身は人に相談するのが苦手なタイプで、自分の状態を人に説明することが苦手でした。そのため、取り留めもない自分の状態を話しても、相手を困らせるだけだと思い、自分の状態が自分の中で明確になるまで、アウトプットすることができませんでした。
男性が自分の感情を表に出すことを許さない社会?
自分の感情をうまくビジネスの場でアウトプットできなかった頃と、今の違いってなんだろうと考えると、今、一緒にお仕事をする人のほとんどが女性であることに気づきました。
これは直接的な因果ではないかもしれません。しかし、私が主催するNVC(Non-Violent-Communication)を学ぶイベントにも女性が多い。自分の感情を知りたい、相手とのコミュニケーションを改善したいと考える人は女性の方が多いのかな?と感じています。
私は男性、女性と切り分けて考えることは嫌いです。最も私がされたくないことのひとつなので、これをポイントに挙げるのは自分でも違和感がありますが、実は逆の側面で見ると、男性が自分の感情を表に出すことを許さない社会でもあると言えるのかなと思います。
なので、「もっと、ビジネスの場で感情をシェアしよう」と言いたいのです。
自分の感情と向き合うことは自分のモチベーション管理
感情をシェアすること。言葉にならない自分の気持ちを吐露すること。これはチームのためでもあり、自分のためでもあると言えます。
自分の感情と向き合うことは自分のモチベーション管理とも言えると私は考えています。そして、自分のモチベーション管理ができる人が多ければ多いほど、プロジェクトはスムーズに回ります。
誰かになぐさめてもらうためではなく、自分のために、自分の感情をアウトプットしていくことがもっと推奨されると良いと感じています。
仕事のために良かれと思っていることが実は停滞を招いていることが多々あります。その一つが、「仕事以外の話をしない」ではないかと思うのです。
本気で向き合ってみませんか、対話という難題に
人との対話はアナログで、複雑で、とにかく面倒くさいものだとつくづく感じています。だからこそ、いつまでも悩みは尽きないし、苦しい思いをする。
しかし、対話さえマスターできれば、人生の悩みのほとんどが解決する。その第一歩として、自分の感情と向き合い、仕事仲間とシェアしてみることから始めてみませんか。
Do Something Different.
何かを変えたいなら、いつもと違うことをしよう。
アインシュタインの言葉らしいです。最近知った、お気に入りの言葉です。
イベントのお知らせ
自分や相手の感情に向き合うヒントになる、ダイアード瞑想を体験できるイベントを3/13(土)朝に開催します。
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