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本気で向きあう焼き餃子 on 2022.12.19(月)【おうちごはん日記】
夕飯は焼き餃子にしました。
餃子は蒸したり茹でたりしたほうが圧倒的に簡単だと思うんだけど、たまーに焼き餃子が食べたくなる。
焼き目が"パリッ"としていて、香ばしくて、ちょっと焦げた感じのコクを感じられつつも、"もちっ"とした食感も楽しめるのが焼き餃子の醍醐味。
そんなふうに焼き目がいい感じになるとそれはそれはたまらん食事になる。
ただ、茹で餃子や蒸し餃子はだいぶ大雑把に、他の作業と並行しながら作っても十分おいしくなるのですが、焼き餃子はなかなかそうはいかず。
フライパンの状況や焼き加減や油加減、水分量など一歩間違えると餃子が焦げちゃったり、フライパンにくっついちゃって台無しになっちゃったりする。
そんなわけで、今日はコンロの前から離れることなく、本気でフライパンと向き合いながら焼き餃子を作りました。
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ンマー! メイラード反応最高!
■焼き餃子の焼き方(2022.12.19現在の方法)
まず、フライパンをかなりしっかり加熱する。
コンロの上の位置をずらしながら、弱~弱めの中火でフライパン全体をしっかり温める。フライパンは鉄のものを使っています。
油(ねもやん邸では太白ごま油)をややしっかりめにひく。
フライパン一面にしっかり油が回る量。ギリギリ回る量だとちと少ない。
餃子を並べる。冷凍のものでもOK。我が家では基本的に冷凍のもの。
並べる際は、皮が膨らむので、餃子と餃子の間は少し空ける。餃子は1方向に並べ、フライパンの手前はフライ返しが入る程度のスペースを空ける。
放射状にびっしりと並べるのはメチャクチャおしゃれなんだけど、油断して上手にいかず、餃子が鍋に張り付いちゃったりした日にはだいぶ悲惨なので、おしゃれさは追い求めないことにしている。
餃子を並べたら、中火に。30秒くらいから、餃子にかるく焼き目が付き始める。焼き目がつく前は、フライパンにくっついているように見えるが、焼き目がつくと、皮がカチッとしてフライパンからするりと離れるようになる。餃子をつっついて軽く倒して、裏側を確認する。カチッとして焼き目がついていたらOK。冷凍の場合は、少し時間がかかるので気長に。
あと、フライパンの火の当たり方によって、すぐに焼き目がつくものとなかなかつかないものがあるので、必要に応じてフライパンを回転させたりする。
熱湯をフライパンに加えて、蓋をする。加える量は餃子の量にもよるけど、餃子の背の高さの半分がつかるくらい。フライパンの大きさに対して、少なめの餃子を焼く場合は1/3くらいでもよし。
熱湯を加える時、はねてコンロ周りが汚れるのがいやなので、ねもやんは流しの上で作業します。
蓋をしたら水分が少なくなるまで(5分くらい)強めの中火にかけつつ放置。
パチパチ音がしてきて、水分が少なくなってきたら蓋をあけてよいので、様子を見る。水分がなくなり、フライ返しで餃子の底を簡単にはがせる状態になり、好きな焼き加減になれば完成。そうでなければ、火は弱めて(弱火)、蓋をして引き続き焼く。もし最初はがせなくても、焦らず弱火にかけていればそのうちはがせるようになるので、焼き加減を見極めて完成!
最後に多めの油をいれて揚げ状態に方法もあるみたいなんだけど、うまくいかないというか、おもったようなおいしさにならないことが続いたので、我が家では上述のような作り方で落ち着きました。
とはいえ、その作り方には憧れがあるので、もしおいしく作れて、何度も再現できるようになったら、また紹介します!