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DJ芸人がオススメする洋邦楽新曲(4月4週目)

皆さんお元気してますか?吉本新喜劇の桜井雅斗です。
この一週間も驚くほどの忙しさでした。
ありがたいけれども体力の限界を感じつつ、ギリッギリ耐えました。養命酒のおかげかな。
体力づくりはしたいけれども、重い腰が上がらない。
あるあるですよね、人類平等の。
そんな4月後半戦、オススメ新曲紹介していきます。

◎洋楽

1、PinkPantheress Where you are(ft.WILLOW)

筆者の中で最近注目しているピンクパンサレス。
2001年生まれの若手のシンガーで、TikTokをきっかけにレーベル契約に…という、ある種『あるある』な流れになってきましたよね。
YouTubeとTikTok、恐るべし。

軽快でクールなビートに絡み合う2つの声。正体はウィロー。
いい組み合わせですよね。コントラストが生み出すこの幽玄さ。

2、ミーガンジースタリオン Plan B

コーチェラでも大迫力のステージングを見せてくれた彼女。
圧倒的なまでの『女帝感』、たまらなくかっこいい。
そんなコーチェラでも披露された新曲。

もうね、開始1秒でFワード
ラッパーの楽曲では珍しい話ではないが、それにしても曲全体を通して、飛び交いすぎ。
笑っちゃうくらいの量で、ラジオじゃとてもオンエア出来ませんね。あってよかったクリーンバージョン。
せっかくなのでコーチェラのライブ映像も(短いですが)


3、エド・シーラン 2step(ft.Lil Baby)

出ました天才エド・シーラン先生。
もはや説明不要ですが、UK発のシンガーソングライターのニューシングル。

爪弾かれるアコースティックギターに重なる深い深いベース音。
エド・シーランの歌い方もラップ調でカッコよく。
そして2番から満を持して登場、リルベイビー。クールなラップを聞かせてくれます。
もともとエド・シーランの最新アルバム『イコール』に収録されていた楽曲をリルベイビーとのコラボでリミックスしたこの曲。
MVはウクライナの首都キーウで撮影されたもので、もちろん以前に撮影されたもの。
エド・シーランは『私はウクライナと共に歩み、このビデオのYouTube配信によって得る印税をウクライナ人道支援活動に寄付する予定だ』と発している。

4、マーティンギャリックス Find You(ft.Dewain Whitmore)&FUNK

マーティンギャリックスの勢いが止まらない。
たしか先週新曲『Starlight』を紹介したはずなのだが、この一週間でさらに2曲に新曲をリリースしているのだ。

まずはこちら、『FIND YOU』。完全に良い曲。聴いたら一発でわかる。
共作のジャスティンマイロは昔からマーティンギャリックスとコラボしてきたDJ。当時20歳頃からその実力を見初められた実力者。

そして歌っているのはドウェインウィットモアジュニア(読み方合ってるかな)。
彼も過去作で何度もボーカルを執っている。
ドウェインはグラミー賞を受賞しているシンガーソングライターで、クリス・ブラウン、アッシャー、SHINee、東方神起などの作曲も手掛けてきている。

そしてもう一曲リリースしていたのがこちら

彼も若くしてマーティンギャリックスに実力を認められたDJ、ジュリアンジョーダン。
それにしても先ほどとは全く違うテイスト
ボーカルが無く、ギラッギラの音で、これぞナイトクラブにピッタリという。もうほぼ暗闇やん、くらいの暗いクラブで爆音でこの曲が流れていて、一心不乱に踊りたくる…容易に想像つきますね。
しかし、FUNKっていろんな解釈があるなぁ。。

5、TIEKS&MNEK The Funk

なんて思っていたら、タイトル通り、『これぞFunk』なビートもリリース!TIEKSの情報が全くと言っていいほど出てこなくて…申し訳ないですが、共作のエメニケは超有名なイギリスのシンガーソングライター、プロデューサー。

もう最高。のっけから上げてくれるし、後半にかけてさらに駆け上がっていく感じも大好物。
エメニケ本人の楽曲もかなり良いので是非チェックを。
なんといってもザラ・ラーソンとのコラボ曲が一番有名じゃないでしょうか?

いや、もうとんでもない名曲。本当にこの曲大好き。5億再生超え。驚異。

6、アレッソ&Zara Larsson Words

EDMで繋いでいきましょう。
彼も世界的に超人気のDJ、アレッソ。顔が良い
人気の証の一つでもあるのが、コラボしてきたボーカルの凄さ。
カルヴィン・ハリス、ワンリパブリック、マルーン5、リアム・ペイン、ケイティ・ペリーなどなど、、
そして新曲でボーカルを執ったのは、そう、前述したザラ・ラーソン。

金色の、綺羅びやかなドレスに身を包むザラ・ラーソン。
しかしまぁストーリー性はめちゃくちゃに謎。
ザラ・ラーソンは去年にアルバムをリリースしている。そちらも是非チェックしていただきたい。
そのアルバムから一曲、ライブバージョンで。

アルバムではラッパーのヤング・サグとコラボしてます。是非に。
で、ここまで来ると絶対に載せざるを得ないのが、ザラ・ラーソンといえば、の。

はい。11億回再生。。笑っちゃった。
クリーン・バンディットの2019年の来日公演に行けたこと、未だにラッキーだと思ってます。幸せ。

◎邦楽

1、にしな FRIDAY KIDS CHINA TOWN

シンガーソングライターにしなの新曲。
『ヘビースモーク』という楽曲で彼女を知って、その音の良さと声の良さで虜に。
以前に二度ほどインタビューをしたこともあるのだが、人柄もとても良く、ふんわりと可愛らしい見た目の中にも確かな自信を感じた。

さてそんな新曲だが、まずもう入りから良い。
先日のライブでは「今までとちょっと違う曲です」と言っていたそうで、その意味がよくわかる。
サビパートは『れいらら れいらら れいらら』と。
中毒性のあるループするサビ、そして飛び出す巻き舌。容赦ない。

それにしても、タイトルを一度見て、あの曲をサンプリングしてるのかな…?と思ったのは僕だけじゃないはず。

余談も余談だが、泰葉さんについて、僕はあの小朝師匠との例の一件で初めて知ったんで、この曲をあの人が歌ったとはつゆ知らず。
 シティポップブームで、Night Tempoをはじめ、様々なDJにリミックスされ、藤井風にカバーされたり

(中華丼…笑)
今の若い世代の子たちにも親しまれている一曲だと思う。
こういう一曲があるだけでアーティストは本当に強いですよね。
芸人で言うところの『この人は!というギャグ』みたいな。

2、Rin音 bless(ft.asmi)

気だるそうに、そして吐息混じりに歌う声が特徴的な若手ラッパー、Rin音。
ニューアルバム『cloud achoo』をリリース。
アルバム全体を通してかなりいい感じでした!かなり聴き心地良かった。。
新境地に入ったんじゃないかな、というくらいかなりポップに振り切っていて最高。

もはや名コンビ、Rin音×asmi。
asmiは大阪出身のシンガー。過去には『earth meal』という楽曲でもコラボ。

名コンビ。聴きやすいチルなタウンユース感のあるポップビートが心地いいですね。

3、SIRUP×Shin Sakiura FOREVER

リリースラッシュ中のSIRUP。
盟友であるShin Sakiuraとのコラボニューシングルは国際環境NGO「グリーンピース・ジャパン」ともコラボ。

この楽曲配信の売り上げは、アーティスト個人を通じて「グリーンピース・ジャパン」に全額寄付され、環境・平和活動に充てられるそうです。
武道館公演を控えつつ、多方面で精力的に活動するSIRUP。
そしてソロ名義でも、プロデューサーとしても手腕を発揮するShin Sakiura。
SIRUPの武道館公演でもギターで参加…する気がしてます。
この二人の組み合わせ、間違いないんです。

4、Northern19 CALL ME

エモい早いメロコア3ピース』といえば…ノーザン。
かれこれ16年位好きですね。。良い声と良いメロディなんですよ。
結成19周年という記念すべき年にニューEPをリリース!ノーザン節炸裂の6曲入り。

19周年だからか、これまでの集大成のごとく、鬼のノーザンらしさが詰まってます。
ずっと好きなバンド。全国30箇所程の全国ツアーも開催。楽しみである。

5、Paledusk BBB(ft.Such)

出ましたPaledusk。勢いマックス、ノリノリのラウドバンド。
コラボしたのは歌い手のSuch。
ペイルのヘヴィな音に軽やかな歌声を添えつつ、ブレイクダウンパートはもうはちゃめちゃに。
そして自分の過去曲をサンプリングする…さすがのメロディセンス…ダイダイ君は天才だ。頭の中を覗きたい。

メンバーがちゃんと演技しているの、いいですね。ワイルドチャレンジャー。
ちゃんとオチもついていて、非常に良い。

ちなみに先週木曜日には大阪BIG CATでワンマンライブがあったのだが、新喜劇イベントの稽古にて行けず…見たかった。。。

6、Ablaze Scapegoat

もう一曲激しいのを。
メロディックメタルコアをするアブレイズ。
確かにメロディックであり、どこか儚げな新曲がリリース。

イントロから最高。これぞ、という頭ブンブン系。
叙情系ハードコア感もあるのが非常にいい。
ラストに向けての二本のギターの重なり合いなんか最高。
余談中の余談ですが、このサムネからもわかると思うんですけど、この距離感でのボーカル撮りを行っていたわけですけど、自分が…と思うととっても恥ずかしい。照れる。(あと口の臭い気にしちゃう。)

(番外編)I love you Orchestra Swing Style→mahina→calmera

(長くなるけど読んで欲しい、聴いて欲しい。)
ジャズパンクという、ブラスにノイジーな音が特徴的なKAGERO
インストながら死ぬほどカッコいいので、まずはKAGEROを感じて欲しい。

どうでしょう?これがカッコいい!と思える人と僕はお酒が飲みたい。
(ジャズもパンクも好きなんです。)
このKAGEROのベーシスト白水さんが立ち上げたサイドバンド、それがI love you Orchestra

半端ない。恐ろしいくらいカッコいい。グルーブ感、スピード感、しっかりパンク。
ギターのエフェクトの音もめちゃくちゃ好き。
なんといっても、ドラムが二人という変態爆音編成なんです。
もっと早く知っておきたかった。
とはいえ現在も活動中。ライブに行きたい。
(にしても、「オーケストラを愛してます」ってバンド名、これは見つけるのが遅れるわけだ…笑)

そして表題のI love you Orchestra Swing Styleですよ。
これがまたおもしろい。
スウィングスタイルになると、一気に正統派のアコースティックバンドになるっていう。
8曲入りのニューアルバム『Fantastic Daybreak』をリリース。
もう一曲目から超チルパンクのパの字もない
いよいよ白水さんの「音楽的変態性」を疑わない。どうなってるんだ。
ただ、執筆時点ではYouTubeにニューアルバムからの楽曲が上がっておらず…
過去曲ではありますが、シンガーソングライターのmahinaとコラボした一曲を。

心地よすぎません?そしてこれ、MVで歌ってるのはmahinaさんかな…?
以前ライブとインタビューでお会いした時と違う印象…
ちなみにmahinaさんとは週一通ずつ、文通でやり取りするという斬新な企画をラジオで行っていました。
で、文通だけのやり取りの最後、総括として対面インタビュー出来た時は感動しました。やっと会えた!みたいな。
(『あ、マッチングアプリってこういう感覚なのかな?』って思ったり)
そんなmahinaさん、ライブでもピッチの狂わない天才的ボーカリスト。
是非ともライブ映像を見て感じて欲しい。

ね。素晴らしいでしょ。
で、この映像でも、普段のmahinaさんのライブでもキーボードでサポートしているのが、エンタメジャズバンドcalmeraパクシン君
彼とはひょんなことから、アーティスト×芸人としてではなく、共通の知人を介して友達になって。
鍵盤を弾かせたら完璧な天才、本当に惚れ惚れするほどの才能があるが、ステージを降りたら超気さくな兄ちゃん
数年前から関東在住だが、今でも根っからの関西人気質。最高。
そんなカルメラも、新曲をリリース。『赤い蟲』という曲なのだが、こちらもYouTubeには上がっておらず。
是非雰囲気を味わう意味でも、アルバムのティーザーを聴いて欲しい。そして気に入ったら、一曲ずつフルバージョンで聞き返して欲しい。

(追記 赤い蟲の動画ありましたので載せておきます)

パクちゃんとは何か新しいことを始めようと計画中。
実現するかはおいておいて、楽しみ。
…今回もワンピースくらい脱線が長くなりましたね。
こういうnoteなので、それ含めて楽しんでもらえれば。

終わりに

今週の洋楽でいうと、SigridとBring me the horizonという、好きな二組がコラボした新曲もリリースされていたんですが、そこまで刺さらなかったので割愛です。。忖度せず。
Sigridのニューアルバムに収録なので、アルバム全体の仕上がりを楽しみしたいなと思います。
あとはコーチェラのアーカイブ配信が再びあったりと。
今週も良い曲たくさんリリースされました。もちろん僕もカバーしきれてないものだったり、紹介したいけどあまりにも時間が…という悔しさもありつつ。
とりあえずこの体力を回復させつつ、今週も怒涛なので駆け抜けていきます。
みなさんも、楽しいことたくさん用意しながら頑張っていこうね。


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