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Steamセールの季節が来たので自分が翻訳した作品を紹介してみた

Steamのセールの時期になると、Twitterの皆自分のオススメのゲームを載せるじゃないですか。

自分もやろうと思ったのですが、いいゲームの紹介なら他をあたればいくらでも見つかるので、どうせなら翻訳者らしくSteamにある自分が翻訳したゲームを紹介しようと思います。(Steamセール対象かどうかは知らないし無料のもあります)

もちろん私が翻訳したので翻訳のクオリティはお墨付きです。

(自分が関わった作品が新しくSteamで出る度に更新されるかもしれません)

オリジナル(LAME Dimension作品)

ハヅキ死す She has no name

即死上等!脆弱少女のハイテンションタクティカルRPGアドベンチャー feat.リズム攻撃!
(※現在開発中、Steamにて体験版公開中)

『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の某回を思わせるタイトルの本作は…

  • 『ライブアライブ』の戦闘フィールドに

  • 『MOTHER3』じみたリズム要素と

  • マリオ系RPGを思わせる防御コマンド

  • しかもフィールドでは相変わらずスマブラDXの「絶」のポーズで駆け抜ける主人公

  • そしてあいも変わらず高橋邦子感満載

という前作同様のごった煮感はそのままに、治安の悪すぎる世界観のクセして夢を追う人達へのメッセージが詰まったなんかいい話もモリモリに大増量予定。

舞台が格段に広くなったため、舞台となる「シャインコーストシティ」を共有する前作『Super Ledgehop: Double Laser』、前々作『The Quarter Game』に登場したロケーションやキャラクター達がより克明に描かれるのもシリーズファンには注目の要素です。

Steam外での配信ではありますが、時系列が『ハヅキ死す』のほぼ直前(Super Ledgehopの直後)にあたる『Super Ledgehop Gaiden 一華優朋の友達作り / Yuuto Ichika Makes Friends』も併せてお楽しみください。

Super Ledgehop: Double Laser

(スーパーレッジホップ ダブルレーザー)

リフレクターと吸収で弾幕を突き抜けろ!
ハイテンションツインスティックリズムシューティング

スマブラDXにおいて、ファルコで崖から跳んでブラスターを2連射する行為から名付けられた本作は…

  • 『Enter the Gungeon』などのような「ツインスティックシューティング」に

  • リズム要素と

  • リフレクターと

  • 『妖精大戦争』のような敵弾吸収を組み合わせ、

  • その上ストーリーはRPGツクールの鬼才・高橋邦子に影響を受けた内容

というカオス極まりないものになっている。
この説明のどれか一つでも気になったならその目で確かめてみてほしい。

余談になるが、Steam説明文に出てくる「絶リフ」とは同じくスマブラDXの「超絶低空回避リフレクター」のことである。

The Quarter Game

(ザ クォーター ゲーム)

リフレクターで弾幕を突き抜けろ!
ハイテンション剣戟アクション

『Super Ledgehop』の前作にあたる本作は、銃ではなく剣に特化した造り。
2作共々作者がRTA勢なおかげで、どちらも慣性の乗ったダッシュができる仕様になっており、慣れればスピード全開でゲームを駆け抜けられるようになる。

個人的にはこっちで他の操作に慣れてからSuper Ledgehopをプレイするのがオススメ。

オリジナル(その他)

4D Golf

(フォーディー ゴルフ)

4次元で、ゴルフ。
史上最強の高次元体験プログラム、爆誕。

「4次元」。聞いた事はあっても、実際に見たことはなかったり、よくわからなかったりするかもしれません。
なので、ボールが2次元の平面上を走るミニゴルフから始めましょう。

3次元の存在である我々は、4次元空間の全体像は一度には見えません。3次元物体に対するCTスキャンのように、3次元の断面を観測することになります。

しかし、それだけで終わらないのが4D Golf。世界を見る軸を変化させる「ボリュームビュー」、別軸の物体を半透明表示する「ゴースト投影」など、4次元をサポートする機能が満載です。

ゲーム本編も全7コース、120ホール以上、最終コースまで新ギミック満載の大ボリュームに加え、コースエディターや、パターで転がすのではなく、コースを走り抜ける「マーブルモード」も搭載。

これでもうラミエルがよくわからないとは言わせません。

Tomboy Adventure

(トムボーイ アドベンチャー)

君と過ごす、最後の夏。

VR・非VR両対応の恋愛シミュレーションゲーム。

舞台は真夏の孤島。あなたは幼馴染のナツミと二人きり。
高校卒業が迫り、ナツミと過ごす夏は今年で最後になるかもしれません。
つまり、告白する最後のチャンスです。
あなたはナツミとどんな夏を過ごしますか?そして、告白は成功するのでしょうか?

『東方Project』二次創作

東方逆妙乱 ~ Ephemeral Unnatural Balance

中ボス逆転!?脇役だらけの東方STG

普段公式でも二次創作でもなかなか日の目の当たらないキャラ(一部除く)にフォーカスした異色の作品。自機の顔ぶれも霊夢や魔理沙はストーリーのみにとどまり、茨木華扇や『紅魔郷』の没キャラ・冴月麟が前線に出ている。

それだけでなく、一時的に難易度が上昇する代わりに、継続した時間に応じて残機のかけらが手に入る独自システム「ディスコードモード」にも注目。リスクとリターンをまさに天秤にかけるシステムはゲームデザインの基礎を押さえていて好印象。

東方実在相 ~ Dream Logical World

自機も弾幕もストーリーも、とにかくひとクセある東方STG

『私にはよく分かりません。この世界が、本当に、本物なのか。
 そんなの、考えたこともなかった……』

― 魂魄妖夢

「今まで見てきた幻想郷は偽りのものだった」というとてつもない始まり方をする作品。

ボムは『東方風神録』『東方地霊殿』のパワーを消費する弱めのものだが、そこについてくる追加効果「アスペクトシフト」がグレイズをすればするほど延長されるというテクニカルな仕様。

言葉にするのも難しいのでとにかく見てほしい。
総じて美術館のような雰囲気と変化球多めの弾幕は人を選ぶが、刺さる人には刺さると信じてオススメしたい。


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