kintoneで障がい者福祉施設向け利用者情報テーブルを作る方法
はじめに
利用者さんに連絡を取りたいけど電話番号がすぐ出てこない、行政からのアンケートを回答したいが、情報がすぐに出てこない、、、なんてことはありませんか?障がい者福祉施設での利用者情報管理は非常に重要です。今回は、kintoneを使って効率的に利用者情報を管理する方法を解説します。このテーブルを活用することで、情報の一元管理が可能になり、業務の効率化が期待できます。
利用者情報テーブルの項目例
以下は、利用者情報テーブルで管理する主な項目です:
氏名(テキストフィールド)
利用者ID(文字列フィールド・ユニーク値)
生年月日(日付フィールド)
住所(複数行テキストフィールド)
障がい区分(ドロップダウン:例 身体障害、知的障害、精神障害)
緊急連絡先(電話番号フィールド)
サービス開始日(日付フィールド)
メモ(複数行テキストフィールド)
これらの項目を用意することで、施設運営に必要な情報を効率的に管理できます。
kintoneアプリの作成手順
1. アプリを作成する
kintoneにログインします。
ダッシュボードから「アプリを追加」をクリックします。
「アプリを一から作成する」を選択します。
2. フィールドを設定する
フィールドリストから必要なフィールドをドラッグ&ドロップします。
フィールド名やプロパティを設定します(例:入力必須項目の指定)。
各フィールドを配置したら「保存」をクリックします。
3. アプリを有効化する
フィールド設定後、右上の「アプリを保存」をクリック。
アプリ名を入力して保存します。
「アプリを更新」をクリックしてアプリを有効化します。
アクセス権の設定
個人情報を扱うため、アクセス権の設定が重要です。
管理者のみ編集可能。
一般スタッフは閲覧のみ可能。
アクセス権は「アプリ設定」から設定できます。
活用例
データの一元管理: 利用者情報を全スタッフで共有。
レポート作成: 利用者データを元に必要な書類を簡単作成。
他システムとの連携: Excelからのインポートやエクスポートで効率化。
まとめ
kintoneを活用すれば、障がい者福祉施設での利用者情報管理がスムーズに行えます。今回の内容を参考に、ぜひkintoneを活用して業務効率化を図ってください!
その他、集計の設定等不明点ございましたら、M'sLABまでご連絡いただけたら幸いです!福祉に関わる人か幸せになるように活動していきます!次回も是非ご覧ください!