【エコ暮ら】脱プラの一歩先へ!おすすめエコ用紙4選
みなさま、いかがお過ごしですか?
本日のテーマは「紙」です!
今回の記事は一般の消費者さんはもちろん、ハンドメイド作家さんやショップ運営されている方などにも読んでいただきたいです。
名刺、ショップカード、ステッカー、チラシなどなど、事業をされている方は何かと紙ものを扱うことが多いと思います。
脱プラだけでなく、その他の紙製品もエコにできるんです!
脱プラに紙製品を選ぶ落とし穴
環境問題として、海洋プラスチック問題の他にも森林伐採があります。
通常の紙製品や木製製品を作るには木が使われますが、木は有限な資源です。
闇雲に使用し過度な森林伐採が進むと、さまざまな環境問題を引き起こす可能性があります。
例えば、動物の棲家がなくなり個体の減少・絶滅や、地球温暖化が進み異常気象・災害の発生などです。
そのため、プラスチックをそのまま紙や木製の素材に変えることは、脱プラはできても別の環境問題を悪化させてしまうことになりかねないのです。
おすすめの紙製品の選び方4選
では、どうすればいいのか?実は紙にも環境に配慮した製品があります。
今回は4種類ご紹介します。
① FSC認証紙
FSC認証というものをご存知でしょうか?
説明がややこしいんですが、ものすごく簡単に言えば、森林の管理や加工過程などが認証機関の審査を通過した製品に与えられてる認証です。
この森林は木材生産のために人工的に管理されているので、伐採しすぎることも、天然の森林にダメージを与えることもありません。
個人的なイメージですが、魚でいうところの養殖みたいな感じでしょうか。
ちなみにFSC認証マークはティッシュボックスや牛乳パックなど、身の回りのさまざまな製品で見かけることができます。
② 再生紙
再生紙は言わずもがな、リサイクルされた用紙ですね。
上記リンクのページにもありますが、製造過程での水の使用量やCO2排出量などを考えるとエコじゃないという意見もあるのは事実です。
ですが、新品を買うということは新たに木を切り倒して制作されたものということです。
限りある資源を消費しすぎないという行動も大切です。
デメリットとしてあげるのであれば、再生紙特有のシミやチリなどの混入が気になる場合がある、ということでしょうか。
ただ、いずれは作り手も消費者もそれを当たり前に受け入れられるようになったらいいなと思っています。
③ 非木材紙
非木材紙は実は色々な種類があります。
竹、ケナフ、バガス、バナナペーパーなどなど、木以外からできている紙です。
デメリットは取り扱っている業者が少ないことと値段が割高というところです。
特に少量でも受け付けているネット印刷はなかなかありませんでした。
おすすめの業者さんご存知でしたら是非教えてください。
④ 間伐材紙
木を切ること=環境破壊だと誤解されることも多いのですが、健やかな森林を育てるためには、適度な間伐が必要です。
しかし、その間伐した木材が使用されずに放置されることにより、土砂災害の被害が大きくなることもあるようです。
こちらの記事が大変参考になりましたので是非読んでみてください。
その間伐材を利用したものが間伐材紙です。
わたしは名刺に使っていて、木の温もりが感じられてとても好きな素材です。
おまけ
わたしが使っている会社さんをご紹介します。
● アルファス ( https://www.alphath.jp/ )
名刺専門の印刷屋さんです。エコ素材の種類が豊富!
● graphic ( https://www.graphic.jp )
ネット印刷で有名なgraphicさん、ご存知の方も多いと思います。
商品によって利用可否はことなりますが、竹はだ・再生紙・FSC認証紙などが選べます。
さいごに
いかがでしたか?
ご紹介した素材でもなかなか手に入りにくいものもありますが、それを提供してくださっている業者さんを利用することもまた環境問題に貢献していると思います。
わたしも全てのアイテムを切り替えられてはいませんが、徐々に変えていけたらいいなと思います。
余談ですが、先日お買い物中に、「脱プラ」を謳った木製の使い捨てカトラリーを目にしました。これは「脱プラ」はしていますが、「木」を無駄遣いしています。
「脱プラ」というワードに引っ張られずに、その製品が環境にやさしいかどうかをしっかり判断していきたいな、と思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでも参考になれば幸いです^^
Minori