女性社員の能力開発のために男性上司が気をつけるべきことと、働く女性たちへのメッセージ~女性人事コンサルタントのパイオニア、梅島みよが行くシリーズ~Vol(20/20)
中間管理者ならば、当然、現場の仕事をどのくらい良く知っているかが大切です。そして、若い部下たちを本気になって育てる努力が必要です。女性を管理職に任命する男性上司は、その対象となる女性社員を日頃から良く見ていることはもちろん、深く理解していなければなりません。しかしどうしても、男性特有の目線なり、見方で、女性の行動を見てしまいがちです。
上司が部下に何かを指示する時は、性別に関係なく、相手の意見を十分聞いたり、質問をさせたりして、納得を計ることが必要ですが、男性上司が女性の部下に指示する際には、特にこの点を丁寧にやって欲しいと思います。
なんといってもビジネスの世界で歴史の長いのは男性です。女性は遅れて同じ世界に入ろうとしているのですから、そんな心遣いが欲しいのです。
女性はとかく、同じ職場に少し長く留め置かれたり、同じような仕事を与えたりされがちでした。しかし管理者ともなれば、やはり幅広い経験やモノの見方が要りますから、管理者に任命する際には、彼女たちの話をよく聞き、常に指示しっぱなしでないほうが良い仕事をしてくれるでしょう。
では最後に、働く女性たちへアドバイスを贈って、このコラムの締めくくりとしたいと思います。ここまで長い間お付き合い下さったすべての方々に、心から御礼を申し上げます。
【働く女性へのアドバイス】
会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント
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