リーダーシップ開発への究極ガイド~第4章リーダーシップを発揮する場面
1.リーダーシップを発揮する場面に応じた適切な能力開発
ここまで私たちは、リーダーシップ開発へのアプローチを強化し、最大化するための実践的なヒントやコンセプトを紹介してきました。しかし、リーダーシップを発揮する主要な場面においてリーダーのニーズに応えるには、これらの戦術をどのように組み合わせるかが最も重要です。
第4章では、リーダーシップを発揮する場面の例と、個々の場面に合わせたリーダーシップ体験の設計方法を探ります。そして、MSC/DDIのコンテンツをどのように活用すればこれらのニーズに応えることができるのかについて、実例を交えて紹介します。
2.主な内容
①リーダーシップを発揮する場面
リーダーシップを発揮する場面には、既知(マクロ)と未知の場面があります。ここでは、マクロおよびマイクロな場面の例を取り上げ、これらのニーズに対応するために、本ガイドで紹介したコンセプトをどのように適用すればよいのかを提言します。
②新しい役割:新任リーダーに就任
リーダー就任はキャリアの中で最も困難な瞬間の一つと言われています。新任リーダーが新たな役割を滞りなくこなせるようになるために必要な基本スキルやそのスキルを身につけるための最善の方法をご紹介します。
③戦略と組織文化の転換:インクルーシブな文化を醸成する
組織が事業戦略を転換するときに、人事が最初にすべきことは、リーダーシップ文化に目を向けることです。ここでは、インクルージョンを人材と事業戦略の重要な一部にしている事例と、インクルージョンを日常的に示すリーダーを育成する方法について解説します。
④場面に応じた喫緊のサポート:難しい対話をする
リーダーが特定の場面で課題に直面したときに、オンデマンドのコンテンツを活用して、スキルを再確認したり、強化したりできることは大切です。ここでは、リーダーが困難な対話を控えているときの、喫緊のサポート例を紹介します。
⑤危機に対応する:ハイブリッド勤務やリモートワークへの切り替え
危機的状況に陥ったとき、人々はすぐにリーダーに答えを求めます。ここでは、外的危機におけるリーダー支援の一例として、2020年のパンデミック発生時におけるリモートワークへの移行について、ご紹介します。
3.その他関連ダウンロード資料
会社名:株式会社マネジメントサービスセンター
創業:1966(昭和41)年9月
資本金:1億円
事業内容:人材開発コンサルティング・人材アセスメント