
【今日から即実践】たった一つの健康法その2
前回、水分補給の記事を書かせていただいて多くの方に見ていただけたようなので第二弾を記事にしました。
何かのお役に立てれば幸いです。
皆さんは健康で日々を過ごすために実践していることはありますか?
「運動をした方がいい」
「朝ごはんはしっかり食べるべきだ」
「夜寝る前にスマホの利用は避けた方がいい」
「野菜をたくさん食べた方がいい」
などなど。
健康法だと思うものはたくさん知っていると思います。
しかし、厳しい話ですが実践できていないものは知らないことと同じです。。。
腹筋を毎日300回やって体重を10kg落としたら理想のバキバキ腹筋になるぞ!
そう思っていてもできてないという人も多いのではないでしょうか。
少なくとも僕が健康のアドバイスをする人の9割はそんな人です。
ということで、今日すべきことをまた1つだけお伝えします。
*食事の一口目を味わい尽くす*
今日はこれだけを意識してみてください。
その結果、食事が普段よりも少しゆっくりになると思います。
食事をゆっくり摂ることは、実はそれだけで多くの健康効果があります。
✅ 満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防ぐ
私たちの脳が「お腹がいっぱい」と認識するには食べ始めてから約20分かかると言われています。
人は、満腹ホルモンであるレプチンが分泌され、ことでお腹がいっぱいであることを脳が認識します。
早食いをすると、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまい、肥満のリスクが高まってしまいます。
今回の内容とはズレてきますが、睡眠不足ではレプチンが減り、反対に食欲を増進させるグレリンが増加して肥満につながることが知られています。
✅ 胃腸への負担を軽減し、消化を助ける
よく噛むことで唾液がしっかり分泌されます。
唾液にはアミラーゼという消化酵素が含まれており、デンプンを分解して糖に変える働きがあります。
胃に行く前の食べ物のデンプンを消化し始めることで胃での消化を助けてくれているのです。
その結果、胃腸の負担が軽減され、消化不良や胃もたれを防ぐことができます。
✅ 血糖値の急上昇を防ぎ、糖尿病リスクを下げる
早食いは血糖値を急激に上昇させる原因になります。
その結果、膵臓からインスリンが分泌され、血糖を細胞に取り込み始めます。
しかし、早食いをして急に増加した決闘に対抗するためにインスリンも一気に放出されてしまいます。
そうなると、血糖値が激しく増減することになり繰り返されることでインスリンが出ても血糖を取り込みにくい身体になってしまいます。
これが糖尿病の一種なのです。
痩せている人でも糖尿病の人はこういったところが原因の一つになっていることも多いです。
ゆっくり食べることで血糖値の上昇が緩やかになり、糖尿病の予防につながります。
ちなみに日本人を対象にした研究でも早食いの人の方が糖尿病に2倍かかりやすいなんて恐ろしい結果も出てます。。。
✅ 食事の満足感が向上し、ストレス軽減にもつながる
食べ物をじっくり味わうことで、食事の満足度が上がり、食後の満腹感が持続しやすくなります。
また、意識的にゆっくり食べることで、マインドフル・イーティング(意識的な食事)となり、ストレス軽減にもつながります。
瞑想の考え方に近いもので、これが今日のおすすめ
*食事の一口目を味わい尽くす*
ということ。
まずは食べ物を口に運んで、口に入れた瞬間の食感、味覚に集中してみてください。
次に一口噛んだ時の変化を味わってください。味は変わりましたか?匂いはどうですか?
それ以降噛んでいくと何か変化はありますか?
きっと一口一口全てやるのが理想なんでしょうが、最初の一口だけでいいです。
それだけであなたの世界が一変します。
(私はそうでしたが全ての人に起こるとは保証できません笑)
食事のペースを変えるだけで、健康効果が期待できます。
できることからはじめて、健康な生活を手に入れましょう!