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BMW F30 BimmerCode コーディング編
日本車と違い、機能が歯がゆいところに手が届かないので、BimmerCode でコーディングしました。自己責任の上お使いください。
1. 使用環境
車種:BMW 320d
-MY:2016
-型番:F30(後期型)
-スマホ:iPhoneX(64GB)
-ios:14.6
2.必要なもの(購入したもの)
先に対応車種をここで確認しましょう。
https://bimmercode.app/ja/%e5%af%be%e5%bf%9c%e8%bb%8a%e7%a8%ae/
対応していることがわかったならば、次はOBDアダプタの購入が必要です。
https://bimmercode.app/ja/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF/
UniCarScan UCSI-2000ではすべてのモデルに対応しており、有能ですね。
しかし高い。
こちらの商品はサポート付きであるため、心配な方はこちらを使用していただくほうがよろしいかと思います。
対応OBDアダプタを見ているとひときわ目立つものが・・・そうです、Vgate iCar Proがあります。先人たちの数年前のブログを読んでる限りiCarでも動作するとのことであったため、人柱になるつもりで買ってみました。
しかし公式からはこのようなアナウンスが。
Vgate iCar Proアダプタは以下の理由により、使用を推奨いたしません。
○必要なスペックを満たしていない
○初期不良が多い
○通信速度が遅く、ECUの読み込みやコーディングの書き込みに時間がかかる
○コーディングの書き込みに失敗した報告が多い
あまりにも粗悪品や類似品が多いためにアナウンスされるまでになったと考えますが、どうなんでしょうか。しかし、ひと昔前までは公式対応アダプタとしてラインナップされていました。
Amazonではこのように発売されており、口コミもあります。しかし、公式販売店ではなく、アプリ側とは無関係と注意喚起もされておりますので購入の際はご注意ください。
自身はこちらでは購入せずにいつものごとく、怪しい日本語のサイトで買いました。
アリエクスプレスは怪しいですが、万が一の際にクレームを出せるほどの簡単な英語ができれば余裕です。某ショッピングサイトで令和最新版みたいな商品も多数出品されておりますが、
・中国からの発送なので到着するまでに時間がかかること。(発送方法選択可能)
・どれが正しく動くものなのかがわからないこと。
・中国から大多数は来る。
日本語を使えることやすぐに届く安心さを享受したいならばAmazon一択です。
ちなみに今回自身が購入したのはこちら。
購入する際、
ships from(発送元)をChina
色:iCar Pro BT4.0
を選択してください。アリエクは慣れるまで操作に悩みますが、画像を選択していけば価格が表示されるので頑張ってください。
US$19.50でした。JCB変換レートUS1$/112.00で2,184円での購入でした。 なお楽天リーベイツも使用できるのでポイントも付きます。
最後になりますが、自己責任の上でご購入ください。
さて、OBDが手に入ったら公式アプリをDLして起動させてください。
設定の場所からフルバージョンを購入→アップルのアカウントに紐づけているもので決済です。
購入時の価格は3,920円でレートに左右されます。
ここまでが準備編です。
3. コーディング準備編
OBDポートとアプリの購入ができるならばここからは余裕です。
まずは、クイックスタートガイドを読みましょう。車種によっては、診断モードにする必要があるなどしますが、アプリ推奨方法の、基本的にはブレーキを踏まずにエンジンスタートしてアクセサリーモードにします。
運転席下部のボンネットオープナーの上にうすくOBDと書かれている部分があります。そこを開き、差し込みましょう。
次にiPhoneの用意です。
iPhone側での設定は
①機内モードにする
②Wi-Fi オフ
③iPhoneのCarPlayをオフ
④Bluetoothをオンにするが、BMWとの接続は切っておく
運転席下部のボンネットオープナーの上にうすくOBDと書かれている部分があります。そこを開きましょう。
開けたならば、写真のように差し込みます。BTとアダプタは自動で接続されるため、そのまま触らずアプリを起動し、接続。
挿しづらい場所にありますが、ゆっくりと奥までさしましょう。物によってはキツキツに作られている物もあるそうなので、端子を壊さないように慎重にやりましょう。
アプリを起動後、接続するとデーターがいじれるようになるまで待ちましょう。iCarは速度が遅いと書かれていましたが、そんなことはなくあっという間に選択画面まで開けます。
4. デイライト化手順
ECU(最初の画面)→
①フロントエレクトロニックモジュール選択(Front Electronic Module)→
②デイタイムドライビングライト(Daytime driving lights mode)を有効(Active)→
(③)デイタイムドライビングライト(Daytime driving lights mode)を有効化するとデイタイムドライビングライトブライトネス(Daytime driving lights brightness)で明るさの設定が可能になります。ここはお好みでいじってください。
④書き込み。画面右上のコードを押す。警告文を読み書き込み開始。データーが書き込まれるのでそのまま放置。iDriveのシャットダウンになる10分以内にここまで行いましょう。また、iPhoneの充電にも注意です。エラー発生の原因にもなります。
ここまでが1セット。これでライト側の設定は完了。次にiDrive画面への設定表示を行います。
ECU(最初の画面)→
①ヘッドユニット(Headunit)→
②チェックボックス デイライトドライビングライツ イン マルチメディアシステム(Checkbox Daytime driving lights in multimedia system)を有効化(Active) →
③右上のコードで書き込み。警告が出てきますので、先ほどと同じく開始する。
これで2つの領域にまたがった設定も完了です。エンジンを改めてかけてみましょう。コーディング最中はあらゆる警告文が出てきて心臓に悪いです。
自身の場合は、時計の時刻がリセットとレーンディパーチャーウォーニングがオフの状態になってしまったため、時計は再度設定し、ディパーチャーはライトボックス下のボタン押して直しましたが、問題なくデイライト化成功です。
デイライトのチェックマークができたら完璧です。VINコードでオプションの管理をしているため、できない奴は一応アプリ上では非表示になるので、車種別対応コーディングすべてできるわけではないので、ご注意を。
5. 同時設定したもの
ちなみに、自身が同時にやったのは・・・(☆おすすめ)
☆運転席ドアオープン時にiDriveをシャットダウン
・リモコンによるスマート・クローズ
☆ボードコンピュータのデジタルスピード
・トランクリッド・オープン遅延
☆オートミラーチルト角度 40度
☆スマート・オープンでのミラー展開/格納
☆リーガルディスクレーマー(起動時の安全警告)オフ
☆Video in Motion(運転中の操作スピードロック解除※危険なので同乗者が操作するなど安全の確保をお願いいたします。)
①暗転→メニュー画面が起動を確認
②前方上に押し続ける
③スピードロック画面が表示されるので、一番下の無効にする→はい→アプリ側で完了Doneを押す。
6. まとめ
車屋に出すと結構かかるコーディングですが、アリエク使用で数千円で済みました。また、使用していて「あぁこういう機能欲しかったなぁ・・・」というぼやきをすぐに解決してくれるのでとても満足です。そして、買った時点からですが、再生されるのは一部タイミングのみとコードにも書かれてはいますが、エンジンスタート時のiDriveアニメーションが映らないため、今度は設定をし直そうと考えます。
あくまでも自分のやり方をメモしたものなので、自己責任の上で行ってください。
心配な方はお店や正規品の利用を強くおすすめいたします。
駄文をここまでお読みくださりありがとうございました。