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23-46. 自分の人生のハンドルをしっかりと握るのは案外こわい

“やりたいことってどうやったら見つかるんだろう?
わたしの強みや価値はどこにあるんだろう?”

っていうのが起業初期のわたしの頭の中の、控えめに言って90%を占めていました。

ですがそれまでの人生、約30年それすらも思わなかったんです。

今日はいつにも増して抽象的なふんわりしたハナシになると思いますが、

うつを経験した人や、まさに今ドン詰まっている人、人生うまくいかないな~って感じている人や、やりたいことを見つけたい人には、なにか拾ってもらえるものがあるかも、と願って書きます。

サクちゃんとスーさんの「となりの雑談」を聞いていて思い出したことがあります。

そういえばわたしも長い間、自分の人生のハンドルを自分で握ることを諦めていた時期があったなあ、と。

諦めていたというよりも、自分の人生のハンドルを自分で握っているつもりではいたんだけど「自分には運転できないんじゃないか」って心のどこかで信じていたんですよね。

あと、自分でハンドルを握れるようになってしまったら、誰にも助けてもらえなくなるんじゃないかと思っていたところもあるかもしれません。そんなことないのにね。

で、19歳で大学進学とともに親元を離れて「これから本当に一人で運転していかなきゃいけない」ってなったときに、運転の仕方に自信がない、怖い。

何をするにも怖くて怖くて、それで疲れてウツになっちゃった。

そこからどうしたかというと、まずは「運転できない自分」と向き合いました

ここが大きかったと思います。

「わたし、できないんだ」
って肚の底から認めたらラクになったんです。

ドン詰まりもギフトだったんですね~。

昨日エヴァの映画の4作目EVANGELION:3.0+1.0をみていたんですけど(観ました?わたしは最後のシーングッときた派です)

劇中でシンジが

助けることも、殺すことも、自分で責任を取りたくなかったから

EVANGELION:3.0+1.0

って言ってて。


そうだよね。行動にはつねに責任が伴うんだよね、って改めて思いました。
(ちょっとスケール違い過ぎて恐縮ですが)

自分の人生なのに自分でハンドルを握れなかったのは、こわかったのもあるけど、自分が行動を決めることで責任を負いたくなかったのもあるのかも。自分の人生なのにねえ。


企業にいると、大きい組織であるほど、けっこう上の人が決めてくれるし、指示もくれるじゃないですか。

で、それが楽だったりもする。

でも、それってなんか違うなーってモゾモゾしている方たちが、わたしの周りにもけっこういらっしゃるんですね。

そういう方たちって、きっと自分のハンドルそろそろ握ってゴー!のサインが出ているんじゃないかな〜って思います。


自分で自分の人生の舵を切っていくのって責任が伴って怖いし、そもそも、今の自分をしっかりと直視するのもかなり怖い。

それに「こうしたい!」って願うことも、失敗しそうで、じつは怖いことですよね。

でも、その中でもしいま、自分のやりたいことや、強みを見つけたい、自分をもっと知りたい、受け入れたい、って思っている人は、じつはその恐れのフェーズは乗り越えているんですよね。


自分を直視できる覚悟ができているなら、次は自分のほんとう願いに気づいて、自分の現在地をしっかりと目を見開いてみる段階。

ここを通らないと先に進めないから。

先に進むためには、恐れのフェーズがいくつかあるので、もちろん自分のペースで行けばいいと思います。

ですが、まずは、自分の人生のハンドルを自分で握っていいんだ、好きなように生きていいんだ!!と気づくこと。

私自身も自分でいることを諦めないようにしたいし、多くの人たちにそうしてほしいと願っています。

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