お店紹介編 博多①〜人情と天ぷらは熱々で〜
食材の旅1日目は天草へ向かう途中で福岡・博多に立ち寄りました!
今まで九州には一度も訪れたことがなかったで、せっかくならまずは博多で一泊しちゃおうかと!
早速、事前に下調べをしていたお店に食事ができるか確認をすると…
「満席でーす!」
ちくしょう…
行くあてがなくなってしまったので、電話の応対をしてくれたお店の方に博多界隈のオススメのお店を教えてもらうと…
なんとそこには食材の旅1日目にして、運命的な出会いが待っていたのでした。
「博多天ぷら ながおか」さん
電話で確認したところ、1人席が空いてるとのことで、早速お店に伺いました。
入り口の引き戸をガラっと開けると席にはお客さんがビッシリ。満席のように見えましたが、カウンター1番端にまるで僕を待っていたかのように一つだけ空いていました。
「ありがとう。」
いきなり勝手に縁を感じてテンション上がりながら着席し、始めにビールを頼んでグイッと一口。
「ん〜たまらん!」
お通しはカニかウニの冷やし茶碗蒸しが選べるようになっていて、僕はウニの冷やし茶碗蒸しを選びました。とてもおしゃれ。そして、お皿も可愛い。
出だしは好調です!
メニューにはおつまみやお食事物もたくさんありましたが、なんといってもメインは天ぷらです!
「今日はこの中から選んでください」と見せていただいた天ぷらの具材がこちら!
マサ:おすすめはなんですか〜?
店員さん:マジャクがおすすめですよ!わかりますか?
マサ:(食い気味に)お!マジャクいいですねー!
↑ここらへん被ってる
※このやり取りで、店員さんに「飲食店の方ですか?」と素性がバレました…流石、わかるもんですね…
それからマジャクを含めた天ぷらとおつまみを何種類か頼み、舌鼓を打つ間、店員さんが代わる代わる話相手になってくれました。
カウンター席の醍醐味といいますか、1人飲みには最高のつまみといいますか、とても暖かい方々で幸せな時間を過ごせました。
いい感じにお酒も回り、お店の方々と仲良くなった後、食材を見て回る旅をしているとお話をさせていただいたオーナーの城間さんから「天草の方には知り合いの水産業者さんいるよ。あと、天草からもし帰って来た時は畑とか紹介するから行って来な!」とお声がけをいただきました…感謝でしかありません!ありがとうございます!
天草で行くところ、博多に戻ってきたらまた寄れるところが増え、「これこそ、この旅の醍醐味よ!」と店を後にしました。
次回は帰り際に頂いた天ぷらシールを貼ってお店に伺おうと誓いました。
「八っちゃんラーメン」さん
帰り道、「博多と言ったらラーメンだろ」ということで、お店でたくさんお話ししてくれた吉浦さんと藤野さんのオススメのラーメン屋さんに寄りました。
「ラーメンも美味いけど餃子頼んでみー!こんなサイズあるかあ!みたいなの来るから!」という助言のもと、ラーメンと餃子を注文。
ラーメンは700円、餃子10個で550円….
「いったいどんなボリュームの餃子が来るんだろう?」と期待を膨らませていると…
「餃子、ちっさ…!」
もはやギャグだと言っていた藤野さんの言葉が鮮明に蘇った瞬間でした。
しかし、美味しい。カリッとしていてちゃんとタネにも旨味がある…
メインのラーメンも僕は今まで見たことのない、透明な豚骨スープで、くそ美味しい!(小並感…)
酔いの身体に染み渡る絶品の一杯でした!
"人情と天ぷらは熱々に限る"
食材の旅1日目は初めての福岡・博多で天ぷらとラーメンを堪能して、とても幸せな気分でホテルに戻ることができました。
「あー、もう満足だなあ。明日家に帰ろうかなあ。」(←今ここです)
(「食材の話はどこ行った?」と思うかもしれませんが)
マジャクについて説明しましたからね!!!!!←(はい?)
ということで
本日お伝えしたい事は
"人情と天ぷらは熱々に限る"
スベってるなあと思ったそこのあなた、この言葉の熱さと面白さに気付いてないだけかも知れませんよ。
それでは長々とここまで読んで頂きありがとうございました🙇🏻♂️
次回 遂に天草上陸!?ご期待ください!!
【自己紹介(マサ@Masa's kitchen(マサズキッチン)】
大学卒業後、会社員生活を送るも一念発起し脱サラ → 幼少期より興味のあった料理の世界に
日本料理店の料理人として様々な食材に触れる中で、生産者さんのどのような想いが込められているのか、料理としてお客様に提供されるまでのどのようなプロセスを辿るのかなど食材のルーツに関心を抱き、日本全国を探索中。What's up Tokyo!のMASAとしても活動中🎥
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