
「どんな体操をするか」と「どう体操するか」を分けて、整理して考える
「失敗しちゃいけない」
「盛り上げなくちゃいけない」
「楽しませなくてはいけない」
高齢者の「体操あるある」です。
支援者は、こう考えがちです。
こんなときは、いい方法があります。
実は、この文章、全部「否定文」なんです。
だから、「肯定文」にしちゃいましょう!
すると・・・。
「失敗してもいい」
(失敗するのが楽しかったりします)
「盛り上げなくてもいい」
(盛り上がったから成功としてしまうと、盛り上がらないのは失敗になってしまいます)
「楽しませなくてもいい」
(人それぞれ、楽しいと思うことが違います)
実は、ボクも、以前は、否定文で考えていました。
でも、それは、余計なプレッシャーを背負い込むだけです。
何より、自分が楽しくないし、息苦しかった。
ちょっと考え方を変えてみたら、体操がもっと楽しくなりました。
どんな体操をしたらいいか?
それよりも、どう体操をしたらいいか?
自分が大切にしているのは何か?
体操とは分けて、そっちも考えてみると、案外、こたえが見えてきます。
要介護高齢者限定・体操インストラクター さいとう・みちお