祖父の心配。
常に味方で励ましてくれた祖父だったが、一つ大きな心配をさせていた。
それは前回の記事にも書いたが、私が超肥満であったこと。
祖父は身の回りのことも健康面も完璧に自己管理していた人だけに(それが長寿の秘訣であったのだろう。)、とにかく私の健康面を特に心配していた。
『おじいちゃんはね、長い人生で何人も不摂生で病気になって大変な思いをしてきた人、それで亡くなった人も見てきた。』
『健康被害もだけど、人は見た目も大事なんだよ。結局見た目で判断されることもある』(ちなみに祖父は美意識もとても高くて、オシャレで亡くなるまで身なりを整えていました)
何度も手紙ももらったし、食生活見直しの本も送ってきてくれたこともあった。
厳しく忠告してきてくれた。
けど、頭では分かってはいても、自分に甘い私はなかなか見直すことが出来ず、段々と言われることがストレスになって距離を置いた時期もあった。
しかし、ある時異常な喉の渇きに身体のだるさ、目眩が訪れた。
ちょうど健診の日で、通常検査結果は1週間ほど経ってから知らされるのだけど、2日後くらいに健診センターから電話が。
『糖尿病の疑いがあります。すぐに受診をしてください』とのこと。
祖父が散々言ってきた忠告が本当になってしまった。
さすがに焦って精密検査をしたけれど、結果が怖くて聞きに行けずじまい。。
そこから毎年健診のたびに糖尿病の疑いを指摘されるようになって、ようやくダイエットを決心できたキッカケは新型コロナウィルスの流行だった。
肥満、糖尿病は基礎疾患に認定されて、コロナに感染すれば重症化リスクが高いことが分かって、そこから自分自身と向き合うことに。
元々の体重は3桁超え。
3年かけて約半分の減量、平均体重まで落とすことに成功。
次回からはダイエットの戦いのことを綴りたいと思います。