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急な自殺願望の前兆を知っておく
自殺願望・希死念慮が湧いてくる日、今まで長年規則性がわからなかった。
ホルモン周期?寒暖差?冬だから?
10年うつをやってきたが、ここ1年で急に法則性が見えてきた。しかもそれは、とても意外なものたちだった。
しかも、原因は希死念慮の当日ではなく、前日や後日にヒントがあるというハードモード。
私だけに当てはまるものかもしれないけれど、誰かのヒントにもなるかもしれないから記事にしておく。
1. 遅延性食物アレルギー
特定の食べ物を食べてから、数日後に疲労・倦怠感・眠気を誘発する。そして同時に深刻なまでの「死にたさ」も。
数ヶ月前、Twitterで遅延性フードアレルギー検査で鬱を軽減した人の記事を読んで、すぐに私も検査キットを取り寄せて実行してみた。
なんと、好きで食べていた食物の多くが高アレルギー物質だった。完全に除去した食事に変えてみてから、少なくとも体のだるさはほぼ改善した。
2. 低気圧の前日・当日
天気が悪いと落ち込む人は多いが、私の場合は悪天候の前日から症状が始まる。悪天候といっても低気圧がメインの原因のようで、強風だけでも不調を来す。怖いのが、気圧予測アプリより、天気予報より確実だということ。
気圧関連の不調かな?と思って明日の予報を見ても快晴・高気圧ということは少なくないが、実際翌日になってみるとかなり風が強かったり雨だったりする。
フードアレルギーと違って後から事実が発覚するタイプの「原因」なので、不調をきたしたら「明日以降の天気に注目しておこう」と思うだけでもマシになる。
3. 相性の悪い人物との接触
あなたが頼りにしている人物(恋人?家族?友達?)に原因があることもある。私の場合は、古くから頼りにしていた元恋人だった。精神的に深くつながっていたので、恋愛としては別れてからも、友達付き合いをしていた。
しかし、どうにも元恋人と電話をしたりした翌日〜数日後にかけて手をつけられないほどの希死念慮が湧いていることに気がついた。
電話の内容が喧嘩でもお気に入りの映画の話でも関係ない。その人物と関わることが心の不調を促進しているようだった。
しかも思い返せば、鬱が悪化したのはその元恋人と暮らしていた頃。原因はわからないなりに、今思えば相手からの影響があったのだろう。
無意識のうちに依存したり甘えてしまう相手には要注意。
4. 人間関係や仕事から起こるストレス
これは言わずもがなだろうが、日常生活の中から生まれる慢性的なストレスやプレッシャー。
一つ一つは大したこともなく、自分でも対処できると思えるものかもしれないが、確実に私の心のメモリを食っている。
ふと死にたくなる時、ちりも積もれば山となる状態で心の中をちりの嵐が吹き荒れていることがある。
そして竜巻のように私を包み込んで潰しにかかってくるのは、舐めてかかっていた日常の小さなイライラだ。
無数のストレスは全方向から私を襲うので、私は息もできず一筋の光もないほどの暗闇に飲まれて「死しかないのだ」と思い込まされる。
そうなる前に、どれほど小さなものでもストレスの原因からは離れよう。
以上が私が希死念慮に飲まれる原因となる意外な4つのものだ。
1つずつだけでもかなり大きなパワーを持っているが、この4つが組み合わさってしまった日はかなりヤバイ。サノスの指パッチン手袋並みにヤバイ。
私のケースが他の人にあてはまるかはわからないけれど、みんなも自分の「死にたさの複数の要因」を共有してくれたら、もっと知見が広がるかもしれない。
私たちはきっと死にたいのではなく、死にたいと思い込まされているのだ。環境、状況、条件たちに。