指摘しないことは優しさではない。【なぐり書き】
マネージャー層はチームメンバーの仕事を見ていて、これはちょっと良くないなぁと思うことがままあるだろう。
そういう時にどういう選択をしているだろうか?
(そもそもメンバーの仕事を見ていないのだとしたらまずはそこからだが…。)
指摘される相手の気持ちを考えて「指摘しない」という選択肢を取っていないだろうか?
その「指摘しない」という判断は、「お前がそれを間違い続けて将来良くないことが起こっても俺の知ったことではないからどうでもいい」という判断だ。
その行為が許されるのなら、人権とはなんだろうか。
「相手のことを考える」とは「(将来の)相手のことを考える」である。
「今その瞬間に相手が嫌な気持ちになることを避けろ」ではないし、そもそも君が避けているのは相手ではなく自分が嫌な気持ちになることだろう?
一瞬相手が嫌な思いをするのだとしても相手の人生にとって重要なことと判断したのなら言ってあげたほうがいい。
相手の成長ロードマップを見据えた上で、「自分で気づくのを待つ」「まだその時ではない」という判断をしているならそれはそれでいい。
人の上に立つとは人の人生を背負うということである。
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