全人類がハマった! 「思考バグ」 諸説まとめ
採用活動とかやってると、やっぱり色んな人たちとお話しするんですが、メンタルがポジティブな状態の人もネガティブな状態の人もいるんですね。
そいうった活動を通じて感じたところから色々カウンセリングやらコーチングやらを勉強したりしてまして、そこで学んだ内容は普通に日々働いてる中でも役に立つシーンが沢山あるなと思ってます。
でも、なんというか、学問あるあるかと思うんですが、ネーミングが分かりにくくて親しみづらいんですよねw
というわけで、全人類がハマりがちな「思考のバグ」(≒認知バイアス, 認知のゆがみ, etc...)について、わりかしポップにまとめてみました!
「 基本的に人間の思考プロセスはバグだらけである」くらいに思っておいたほうが良いくらいだと思っているので、世の中で見かける「思考のバグ」に関する諸説を知っておくのは悪くないかなという感じです🙌
では早速どうぞ!
イケメン全部許されがち説
ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められちゃう。イケメン人生イージーモード説はこの人間の心理特性に基づいている説 is ある…
先入観にもとづいて物事見ちゃう説
個人の先入観にもとづいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めちゃうやーつ。やればやるほど先入観が強まっていく。いったんある決断をおこなってしまうと、その後に得られた情報を決断した内容に有利に解釈しちゃう。やばい。
そこまで調べなくても…。けど不安で調べてしまう。説
あきらかに不要な情報も(必要だと思い込んで)集めちゃう。しかも「自分は取捨選択ができる」って信じてる。実際は、効率が悪かったり、最適な決定ができていないことも多いけど、自分では「イケてる」って思ってる。やばい。
「結果がすべて」って思いがち説
「結論が妥当であれば、その議論や過程までも正しい」って思っちゃう。「終わりよければすべてよし」って思っちゃう。ポジティブな感じならいいけど結果までの過程で人が泣いてたりしたら普通に言っちゃだめだと思うけど、案外言っちゃうよね。
「お隣さんダメだったけど僕は大丈夫!」って思いがち説
自分にとって都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」などと過小評価したりしちゃう。フラグ感あるけどやっちゃいがちだよね。
なんでもかんでも性格のせいにしがち説
他人の行動や振る舞いが「性格に由来する」と信じちゃう。個人の行動を説明するとき、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎちゃう。アカン。
能ある鷹は爪隠しがち説
能力が低い人ほど、自分を過大評価する傾向があるらしい。特定のジャンルに限らず、スポーツ、学問、仕事や論理的な思考にまで見られるってさ。逆に能力が高い人ほど、自分を過小評価するらしい。そういうもんなんダナァ。
人のせいにしがち説
他人のときは「他人に原因がある」と感じちゃって、自分のときは「外的要因がある」と感じちゃう。まあ大なり小なりそういうところみんなあるよね。
自分高潔だと思いがち説
自分の動機は不純ではなく、他人の動機は不純だと判断しちゃいがち。ここから解き放たれてるやつと仲良くしていきたい…
「白黒ハッキリしてもらえる???」って言いがち説
物事をすべて白か黒かで考えてしまう癖。「グレーはないんやで」とか言っちゃう」悪いときだとちょっとミスしただけで完全な失敗だと考えちゃったりする。「絶対〜だよ」とかが口癖の人とか、もしかしたらこれかも…? しんどくなる時ってこういう考え方してること多いかも。
1聞いて10分かった気になりがち説
ごく一部の情報だけで、より広い範囲を一般化しちゃう。話してる側からすると「まじかよウォイ」ってなる。
「〜さんは今日挨拶を返してくれなかった。私のことが嫌いに違いない。」
……おつらい…!!!!
他人にレッテル貼りがち説
先述の「1聞いて10分かった気になりがち説」の成れの果て。特定の失敗や言動などをピックアップし、自分や他人にレッテルを貼っちゃう。単に「1回声を荒げて怒った」だけで「自分は短気な人間だ」「あいつは怒りっぽいやつだ」といったようにレッテルを貼っちゃう。生きづらい世の中であることだナァ。
悪いところばっかり気になっちゃう説
物事全体の中で、悪い部分の方にばかり意識が行ってしまうという都市伝説。良い部分が見えなくなってしまう。やばい。
論理飛躍させがち説
他人の行動を当人に確認せずにネガティブにとらえちゃったり、物事の先を先をネガティブに捉えてしまったりする。論理がホップ・ステップ・ジャンプどころか、ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ・ジャンプ!!!!!してる。論理幅跳びがいつかオリンピック種目になってもおかしくないくらいのレベルで全人類は論理ジャンパーになりがちらしい。マイナス思考
なんでもマイナスに考えがち説
うまく行ったときには「まぐれ」と考え、失敗した時に「必然だ」と考えちゃうやつ。うまく行ってもうまく行かなくてもしんどくなっちゃうよねコレ。
感情的になると自己正当化しがち説
人類は自分の感情のみを根拠にして、何かを決めつけちゃいがちという神話。その感情が正しい理由を自分で続々と作っていってしまう。難儀なものである。
「~すべき」って考えがち説
他人に対して「どんなシチュエーションでも〜すべきである」と期待しちゃう的なやつ。「絶対にミスをしてはならない」「絶対にサボってはならない」etc... 本当に「〜すべき」なことって何があるんだろうかといつも思う。
なんでも自分と繋げがち説
自分がコントロールできない何かが起きた時に、それを「自分のせいだ」ないし「自分のおかげだ」と思っちゃう。まあ自分にとっては自分かそれ以外かしかないし、しゃあないものなのかもしれない。
さいごに
全部の説が全員に当てはまるかは知らないけど、たまに見返して「やたらこれに最近当てはまってるな〜」とか気づいたりしてもらえたら超幸いです!
興味をもったら「認知バイアス」「認知のゆがみ」でググるともっとたくさん知れると思います!
では!
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