Mr.Childrenを登場曲にしているプロ野球選手 2024年版 ~野球に寄り添うミスチル~
10月5日に行われた広島カープ・野村祐輔選手の引退試合について追記しました。
今回は、Mr.Childrenとプロ野球選手についてのお話です。
日本野球機構(NPB)のプロ野球選手は、バッターボックスやマウンドに登場する際に「登場曲」と呼ばれる各々のテーマ曲を流していますよね。
球場に流れる登場曲に合わせて、観客が手拍子したり、歌ったりと応援に一体感が出て、選手の登場がとても盛り上がります。
選手自身も登場曲からパワーをもらえると話していたりします。
登場曲は、選手が自由に選ぶことができ、J-POP、ロック、ダンスミュージック、ヒップホップ、アニソンなど様々なジャンルの音楽が使われています。
もちろん、ミスチルの楽曲を登場曲にしている選手もいます。
そこで、2024年シーズンにミスチルの楽曲を登場曲にしているプロ野球選手をピックアップしたいと思います。
長年ミスチルの楽曲を登場曲にしていた、東北楽天ゴールデンイーグルスの銀次選手が昨季限りで引退したので、今季はミスチルの楽曲を登場曲にしている選手が減るかなと思いましたが、また新たなミスチル選手が生まれたので嬉しいです。
■横浜DeNAベイスターズ
石上 泰輝 『Starting over』(第3打席)・『足音 〜Be Strong』(第4打席)
2001年生まれ/内野手/背番号 44
ミスチル使用歴
Starting over (2024)
上茶谷 大河 『HERO』(偶数打席)
1996年生まれ/投手/背番号 27
ミスチル使用歴
HERO (2024)
■阪神タイガース
大山 悠輔 『Brand new planet』
⚠️4月に早くも湘南乃風さんの楽曲に変更された😢
1994年生まれ/内野手/背番号 3
ミスチル使用歴
Brand new planet (2024)
浜地 真澄 『ヒカリノアトリエ』
1998年生まれ/投手/背番号 36
ミスチル使用歴
ヒカリノアトリエ (2018-2019、2021-)
佐藤蓮 『The song of praise』
⚠️7月に支配下登録されたので、育成選手の項目から移動しました。
1998年生まれ/投手/背番号 98
ミスチル使用歴
Starting Over (2021)
エソラ (2022)
終わりなき旅 (2023)
The song of praise ()2024
■広島東洋カープ
野村 祐輔 『皮膚呼吸』
1989年生まれ/投手/背番号 19
ミスチル使用歴
fanfare (2012-2013)
marshmallow day (2014)
Starting over (2015-2016)
皮膚呼吸 (2018-)
■北海道日本ハムファイターズ
加藤 豪将 『Tomorrow never knows』
1994年生まれ/内野手/背番号 3
ミスチル使用歴
Tomorrow never knows (2023-)
■東北楽天ゴールデンイーグルス
阿部 寿樹 『蘇生』(第3打席)
1989年生まれ/内野手/背番号 4
ミスチル使用歴
蘇生 (2024)
■埼玉西武ライオンズ
本田 圭佑 『終わりなき旅』
1993年生まれ/投手/背番号 45
ミスチル使用歴
終わりなき旅 (2016-)
■千葉ロッテマリーンズ
安田 尚憲 『worlds end』
1999年生まれ/内野手/背番号 5
ミスチル使用歴
足音 〜Be Strong (2018-2022)
worlds end (2023-)
■育成選手
そのほか、1軍の試合には出場できないが、将来有望などの理由で球団と契約している「育成選手」にもミスチルを登場曲にしている選手がいたので、まとめて書きます。
各球団70人という狭き門ではありますが、今後、「支配下登録」されて、1軍の試合で活躍することを期待したいですね。
・小林 珠維 (ソフトバンク) 『終わりなき旅』
・大泉 周也 (ソフトバンク) 『足音 ~Be Strong』
■「登場曲」ルールの厳格化
(NPB)は「試合時間短縮に向けての施策」の中で「選手が打席へ向かう際に流す場合、テーマソングの演奏時間は、試合時間短縮を考慮して(中略)可能であれば10秒以内に抑えること」としていました。
これまでは多めに見られていましたが、今季は試合時間短縮のためにその「打席に入る時の登場曲は10秒」というルールが徹底されているようです。
上に貼った動画で、ロッテの安田尚憲選手の「worlds end」を聴いてみると、10秒ってかなり短いですね。
「終わりなき旅」のサビのボーカルは30秒ちょいなんですよ。
10秒だと“閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっと きっと”で切れてしまいます。
“終わりなきたーび🎵”のところまで流れないので、盛り上がりに欠けます。
選手もせっかく思い入れのある楽曲をえらんでいるのに良いフレーズまで流れないなんて気持ちを盛り上げにくいんじゃないですかね。
選手からもファンからも不評なようで、選手会は緩和を求めていくようです。
是非もっとミスチルの楽曲が長く多くスピーカーから流れるようになると良いです!
そこ?
【追記】広島・野村祐輔選手引退試合での粋な計らい
10月5日に行われた 広島カープの東京ヤクルトスワローズ戦は、今シーズン限りでの引退を表明している野村祐輔選手の引退試合となりました。
このひ先発した野村選手の登場曲は『秋がくれた切符』でした。
このひ、野村選手は1回のみの登板でしたが、カープの選手たちが野村選手が長年、登場曲としていたミスチルの曲をそれぞれの登場曲として流すという生きな計らいがありました。1巡目の登場曲は以下のようになっていたようです。
1番
秋山翔吾 『シーソーゲーム』
2番 小園海斗 『箒星』
3番 末包昇大 『fanfare』
4番仲田侑仁 『未来』
5番 田村俊介 『ニシエヒガシエ』
6番石原貴基 『replay』
7番 内田湘大 『PADDLE』
8番 二俣 翔一 『innocent world』
9番 滝田一希 『秋がくれた切符』
「ミスチルの曲で打線組んだ」みたいですね。
野村選手、お疲れ様でした。
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