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ギターバッキングを極めればもう何も怖くはない!

今回はギターのバッキング演奏についての話をします。

ソロ演奏でピロピロやっているような実演動画や教則本は多く見受けられるのに対して、ギターバッキングの演奏に関して突き詰めた内容のものが少ないですよね。

そこで今回はギタリストであればソロ演奏でブイブイ言わすよりバッキングとして縁の下の力持ちになった方が力がつきますよ!ってのをひたすら語っていきますのでご興味のある方は是非ともお読みいただければ幸いです!

それではいきましょう!

1.防御こそ最大の攻撃

例えば野球でもボクシングでもテニスでも、
いくら攻めが強くても守りが弱ければ隙をつかれてしまいます。

そして、やがて相手からの攻撃に耐えきれずに負けてしまうのがオチ。
しかし相手からの攻撃に耐えられるだけの防御があれば、チャンスを伺いながらここぞとのときに渾身の一撃を喰らわせられますよね。

音楽も同じです!
まぁ勝敗を決めるとかはないですが、

ギターソロは攻めバッキングは守りです。

特にセッションの現場、またはライブでもギタリストはバッキングもソロも弾く機会は多いです。

むしろアンサンブルであればバッキングの方が多いくらいなのにギターソロばかり上手くてもどうしようもないですよね。

しかしギターバッキングを極めれば楽曲の品質が向上し、演奏に艶が出ます。

そしてバッキングで散々曲を盛り立てた後の渾身のギターソロ…

これめちゃシビれますよね。

2.ボイシングは全てを制する

では具体的にどうすりゃいいのかって話に移りますが、とにかくボイシングを極めてください!

ボイシングとは簡単にいうと、
コードの音の並びを入れ替えてバリエーションを持たせるものです。

特にベースとギター同士だと、
ベースは主にルート音を基調としたバッキングをしているので、その際にギターはルート音を省いて3度、5度、またはテンションを用いたり、またはルート音をテンションより高い音で鳴らすみたいな感じもあります。

このように他の楽器との調和性を考えることで音が綺麗に分散して然るべき周波数でなってくれたりといろいろメリットがあるわけですね!

セッション中も「あの人、今トライアドのコードトーンでバッキングしてるから自分はテンションを中心にバッキングしてみよう!

とか考えながらいろいろバッキングにバリエーションを持たせるとかなり優秀なギタリストといえましょう。

やはりそのためにはどれくらいボイシングで応用を利かせられるかが重要なのは当然ですよね!

ちなみにボイシングを理解していればコードトーンへの理解も深まりますので、ソロを弾く際もより質の高い演奏ができるようになります。

3.ソロ奏者を囃し立てろ!

ボイシングは主にテクニックの話ですが、
技術だけ高くても結局のところアンサンブルにおける “会話” を成り立たせなければ意味がありません。

音を合わせるというのは言葉を伝え合わせることと同じようなものです。

いくら技術が高くてもそれをただ見せびらかせるだけでは会話中に自慢話ばかりしてくるうざい奴となんら変わりません。

そして仮に今、自分がバッキングをしているのならば、ソロ演奏をしている人に気持ちよく演奏してもらうために囃し立ててあげるといいです。

俗に言うガヤみたいなことができればいいですね!

かといってうるさくしてはダメです!
ほどよく、ソロの音を聴きながらというのが重要です。

例えば、ソロ中の空白部分にうまいことフィルインとかアドリブでオブリガードを入れてみたりとかしてみてください。

するとたちまちアンサンブルの質が上がってきます。
音楽においても楽器で会話するというのはとても重要ですよね。

4.まとめ

今回はセッションやライブの現場でアンサンブルをする際、ギターバッキングの振る舞い方についてを記事にしてみました。

重要なのは演奏の土台であるバッキングで全体を支え、ボイシングなどでソロ奏者を引き立てることです。

技術だけでなく、できれば知人らと生でスタジオセッションなどをして楽器同士の会話力を鍛えてみてください!

そして自分がソロを弾く際は渾身のギターを見せつけることも忘れずに日々の鍛錬もしっかりやっていきたいですね。

では今回はこの辺で。

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