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ラムラックの卸し方

家庭向きではありませんが背骨が付いた状態のラムラックの捌き方をご紹介します

分かり易い解説動画はこちらからどうぞ


①まず背骨を外していきます。
 背骨とバラ骨が噛んでいる場所の外側に脂や少し肉が付いているので刮ぎます。

シーケンス 01.00_00_25_13.静止画002

すると骨同士が組んでいる場所が見えてきますので、
その間に包丁を入れていきます。
力を入れ過ぎると肉まで刃が入ってしまうので慎重に。

シーケンス 01.00_01_18_13.静止画005

ある程度切れ目を入れられたらひっくり返し、背骨と肉が付いている場所を離していきます。
この時なるべく背骨に肉が付かないように気をつけます。

シーケンス 01.00_01_56_03.静止画007

下の骨まで当たったらまたひっくり返し、背骨を完全に外していきます。
背骨の一部が肉に入り込んでいるので肉を傷付けないよう骨に沿って。

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これを最後まで繰り返すと外れます。
背骨除去は完了

シーケンス 01.00_03_18_20.静止画010


②軟骨(肩甲骨)を外す
 ラックのサイドを見てみると片方だけ硬い軟骨のようなものが入っています。
 軟骨に沿って包丁を入れて取り除きます。
 この軟骨は半月状の形をしています

シーケンス 01.00_03_33_15.静止画011

シーケンス 01.00_04_06_13.静止画012


③筋を取る
 背骨が付いていた場所をみると白い筋が付いています。
 少し肉に貼り付いているので軽く包丁で肉と離したら
 ペーパーなどで引き剥がします。

シーケンス 01.00_04_36_12.静止画013


④脂についている皮を剥がす
 包丁で皮だけを剥がしていきます。

シーケンス 01.00_05_18_01.静止画015

⑤膜を取る
 骨の表面をみると薄い膜のよなものがあります。
 まず、肉を切らないように骨に沿って切れ込みを入れます。

シーケンス 01.00_05_54_01.静止画016

骨と骨の間の幕を包丁で肉を切らないように剥がします。

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あとは使う状況に応じて脂に格子目の切れ込みを入れる

シーケンス 01.00_07_20_19.静止画020


大きく分けて4つのパーツに分かれたら完成!

シーケンス 01.00_07_43_05.静止画019

この骨の半分から下の肉をとれば食べやすいフレンチラムラックになります。


今回はこの肉を持ってキャンプに行って豪快に焼いてきました。
良ければご覧ください!

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