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「許し」と「怒り」の間に矛盾を感じていたのは、エゴの自分だった

今回の話は、僕個人の話ですけど

きっと、今回の記事でラクになる人はたくさんいるのではと思います。


僕は、西洋占星術をベースにした「エレメント人種論」というものを作って提供していますが

元々それも、自分自身が大きな気づきを得ることができたのがキッカケでした。

その気づきは何かと言うと、僕の表向き(太陽星座=理性・緊張モード)の性質が、優しかったり、人を許し、癒す(魚座)ものであるのに対し

僕の内側(月星座=本性・リラックスモード)の性質は、負けず嫌いだったり、情熱的で衝動的なエネルギー(牡羊座)だったということです。


この「月星座」という存在を知ったことで、30年以上抑え込んできた「ホントウの自分」に客観的に気づくことができたのですが

気づいてからも、なかなかその2つ(魚座と牡羊座)を統合することが難しかったのです。

というのも、片や「許し」で、片や「怒り」のエネルギーという、相反するようなものですからね。


で、一生懸命その「怒り」のエネルギーを許可しようとするのですが、長年それを否定して抑え込んできたクセもあり、またそもそも魚座の価値観(許し・癒し)から見て、「怒り」というのはよろしくない(怒る=何かを許していない)ものだという感覚もあるため

気がついたら「怒り」が押さえ込まれて、魚座優位になっている自分がいました。

正直、「怒り」を抑え込んでいるという自覚すらなかった、というのが正しい表現な気がします。


しかしやっと、この2つの相反する矛盾の価値観、特に「怒り」について、自由に解放できる視点が手に入りました。

それができた理由は、「エゴ」(=ジャッジ)の自分に気づけたからでした。

 

人の感情は、すべて「意味づけ」で決まります。

例えば、今回で言えば、魚座の自分(許し)から見た時、牡羊座の自分(怒り)は、「まぁまぁ、落ち着きなさい」とたしなめたくなるようなエネルギーです。

特に、太陽星座の方が「大人(理性)」的立場なので、月星座の方を「子供」扱いしやすいと思います。

 

しかし、そもそも宇宙視点からしたら、あらゆる性質(エネルギー)にはどれにも優劣などなく、すべて必要だから与えられて存在しているものなのに

魚座の方が偉くて、牡羊座の方が劣っているかのような見方をわざわざすることで、自分を苦しめていたんだ、ということに気づけたのです。

すなわち、魚座と牡羊座は、もちろん他の星座(性質)も含め、全く対等な存在だ、ということです。


「怒ることは悪いこと」

「怒ることは子供がすること」


いつのまにかそんな価値観(信念)を、僕は自分の中に植えつけてしまっていました。

それが、自分の翼を奪い、苦しめることになっていたことにも気づけずに。


「許す」ことが良い・正しいわけでもない

「怒る」ことが良い・正しいわけでもない。

エネルギーや価値観そのものに、そもそも「良い・悪い」は存在しない。

全ては同じ、対等。


ならば、怒りの自分も出して当たり前じゃないか

そんな、本来であれば至極当たり前のことに

初めて客観的に気づけました。


またひとつ

本当の「許し」の世界に

一歩近づけました。

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