✓コーヒーが冷めないうちに
▽あらすじ
お願いします、
あの日に戻らせてください――
「ここに来れば、
過去に戻れるって本当ですか？」
不思議なうわさのある
喫茶店フニクリフニクラを
訪れた４人の女性たちが紡ぐ
家族と愛と後悔の物語
▽印象に残ったフレーズ
「お父さんは入りたくて
その箱に入ったわけじゃないの。
理由があって、
どうしても入らなければならなかった。
箱に入ったお父さんが、
毎日泣いているあなたを見て
どう思うかしら？
きっと大好きな人の悲しい顔を見るのは
辛い事よね？
あなたが毎日笑っていれば、
箱の中のお父さんも
かならず笑顔になれる。
私たちの笑顔がお父さんを笑顔にするの。
私たちの幸せが、
お父さんを幸せにするの」
▽感想
話題になった本らしく
期待して読んでみたが
あまり心に来るシーンが
少なかったように思えた。
色々なレビューをみると
涙した人も多くて
それでも私に心にぐっとくるシーンは
少ないというかあまりなかったなあ。
現実味がありそうで
過去に戻れるというファンタジー要素が
いまいちしっくりこなかったのかもしれない
映画もあるそうなので
機会があれば、そちらもみて
もう一度この本の理解を
深めたいなあと思います。
コーヒーが冷めないうちに／川口俊和／サンマーク出版