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✓うちのレシピ

▽感想
あったかくて、しょっぱくて、
少し甘い。いつの時代も
あたしたちを支えてきたのは
そんな“ごはん“の絆
いつも、いつでも、家族のレシピが
あたしたちを救ってくれた。
街中の小さなフレンチレストランの
ひとり娘と料理人として働く青年の結婚。
背負う過去も、抱く未来も違う
ふたつの家族を繋げるのは――

▽感想
二つの家族の一人一人の視点で
過去、現在、未来が描かれている。
この構造は凄く読みやすかったし
登場人物全員の過去現在未来を
追うことができた。

なにか特別な事があるわけでもなく
(家族にとっては特別はある)
でもそんな日常がほのぼのと
描かれている感じ。

自分の身内が相手の家族と
これからどうやって関わっていくのか
そんなことを教えてくれる気がする。
美味しい料理も出てくるし
料理のアドバイスみたいなのも隠れてる。
読んでいてためになる事もあった。

私もいきつけの
美味しいご飯屋さんほしいなあ!

うちのレシピ/瀧羽麻子/新潮社

↳文庫本

↳単行本

試し読みもありますので、ぜひ

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