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✓狂気山脈にて/ハワード・フィリップス・ラヴクラフト
▽あらすじ
ダイヤ―率いるミスカトニック大学探検隊は、
南極大陸に足を踏み入れた。
彼らは禁断の書『ネクロノミコン』の記述と異なる、
奇怪きわまる化石を発見する。
▽印象に残った文章
漠たる霊妙な彼岸性を言うに言いがたく暗示し、
この未踏にして測り知れぬ南極世界の遥遠、
孤絶、寂寥、そして永劫にわたる死を
戦慄とともに思い出された。
▽感想
台詞がほぼない。ただ字が続くだけ。
活字がずーっと続く感じ。
難しいというか、長い説明とまではいわないけど
長い分が続く感じ。
話の内容はなんとか入ってくるけど
やっぱり一文が長くて、終わりはどこだろうと
思ってしまう。
クトゥルフといえば不気味なものの正体が何なのか。
その正体が近くまで迫っているのに
その正体が分からない。
ああ、これだ、これがクトゥルフだと思いながら読む。
ぞくぞくする恐怖というか不気味さが
読んでいて少し楽しんでいる自分もいた。
他の短編もあったけれど、同じような感じだったので
読むのを断念してしまった。
時間があるときに読んでみようと思う。
✓狂気山脈にて/ハワード・フィリップス・ラヴクラフト/新潮文庫
↳サンプルもありますので、ぜひ