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コズミック・ロマン派

2024/12/16
映画 オデッセイ(The Martian)を観た。
興奮の冷めやまぬうちに。

お風呂に籠城し、いざ。
今のわたしはCOVID-19に罹患し、隔離中。実質火星に取り残されたワトニー。
みかんをせっせと剥きながら。

茨城のJAXA宇宙センターを思い出す

昔から宇宙の果てを考えたり、今ここに1人取り残されたらどうやって生き延びようと考えたり、空想が大好き。小学生のころ、図書室でホーキング博士の本を読みビッグバンについて知見を得る。そのままなぜ?どうして?と考えすぎ知恵熱を出した。
ある時は年末特番の黄金伝説を見ながら、自分が今この地球に1人取り残されたらどうやって生きていこうとワクワクしながら考えて、無人島のサバイバルという韓国の漫画本を両親にねだって、ボロボロになるまで読んだこともある。

そんなわたしにピッタリな映画だった。
火星に1人取り残され、科学とポジティブを活かして生き延びる男の話。
水を作り出したところで感動して泣いた。
気づけばミカンを1房ずつに分け、10分に1個…と計画的に食べていた。いつお風呂場に閉じ込められるかわからないのだから。

常に前向きに、一つダメでもまたその次へと進んでいくワトニーやNASAの仲間たち。
とんでもない危機に遭遇した時、わたしはいつも『なんとかなる』と対応せず回避する悪い癖がある。だが今度からは、何か一つでも立ち向かえる術がないかと考えるようにしたいと感じた。
結果がどうであれ、挑戦しないことになんの価値もない。失敗であれ、果敢に立ち向かった結果ならばそれは一つの挑戦価値になる。

ワトニーのように、前向きに。

あとは、知恵を蓄えること。
大人になって学ぶ機会は自主選択になり、なるべく楽な道を選んでいた。しかしわたしもいつこの地球に1人取り残されるかわからない(あるいは火星に!)。
その時が来た時、アイデアを閃かせられるよう、日々の疑問は速やかに学びへ昇華させたいものだ。
宇宙飛行士の試験がとっても難しい理由のわかる映画だった。こりゃ、普通の感性では生きていけない世界。

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