「CNET Japan Live 2022」を2月21日から開催します!
ITビジネスニュースメディア「CNET Japan」の大規模カンファレンス「CNET Japan Live」は、今年もオンラインで開催します。
期間は2月21日(月)~3月4日(金)の2週間です。平日に毎日、ライブ配信でお届けします。
「CNET Japan Live 2022」がどんな内容になるのか、CNET Japanの藤井編集長に聞いてみました。
ーーCNET Japanの編集長に着任してから3回目のCNET Japan Liveになります。3回とも「イノベーション」「新規事業」という軸で展開してきていましたが、この間どのような変化がありましたか。
リアル開催だった2020年は、「企業成長に欠かせないイノベーションの起こし方」がテーマでした。その頃はコロナもリモートワークもありませんでしたから、オフィスに人が集まる前提でのイノベーションの話をしていましたね。
2021年はコロナが始まって1年がたつタイミングでした。
それまで信じていたものが崩れ去っていく状況でも前に進んでいかなければいけない、このタイミングだからこそ変革をしていかなければいけない、というなかで「常識を再定義するニュービジネスが前例なき時代を切り拓く」をテーマにしました。
リアル開催が難しかったため、すべてのセッションをオンラインで実施しました。講演では「コロナ禍において、これから何をしていくのか」という視点が多くありました。
2022年のテーマは「社内外の『知の結集』で生み出すイノベーション」としました。
コロナと共生していかなければいけない状況にあって、オープンイノベーションの動きが加速しています。自前のやり方は限界があると認識して、アクセラレータプログラムに取り組む企業もあります。
社内、社外とどうやって連携すればイノベーションを生み出すことができるのか。挑戦しているみなさまをご紹介します。
ーー2020年まではリアルの会場でやっていたLiveは、昨年はすべてオンラインで実施しました。運営で苦労した点などはありますか。
CNET Japanのオンラインイベントは外部の協力会社を使わずに運営しているので、準備や設営のプロセスが増えたことはあります。
ただ、CNET Japanは、2020年度に様々なツールを使い、多くのオンラインイベントを開催しました。その結果メンバーが鍛えられて、Live配信の知見を身につけられたのはよかったと思っています。配信する画面のレイアウトや、背景なども、自分たちで作り上げています。
ーーモデレーターの立場としてはどうですか?
オンラインだと空気感がつかみにくい、というのはありますね。視聴者の顔が見えない、リアクションが見えないので。
ひとりで講演すると孤独感が出てしまうため、対話型で掛け合いをする形式をとっています。
ーーオンラインでよかったところは?
全国の方に視聴してもらえることと、東京に来られない方にも登壇してもらえることですね。
テクノロジー分野でいうと、フードテックやスマートシティーは遠隔地を拠点にしている方が多いです。そのような方にも出てもらえるメリットは大きいです。
ーー昨年のLiveでは視聴者との質疑応答も活発な印象でした。
なるべく双方向性をもってイベントを楽しんでもらえるように、時間が許す限り質問に答えていただきました。なかには60問以上の質問が寄せられた講演もあります。
質疑応答は、ライブ配信イベントならではの価値だと思うので、この時間は大事にしています。
ーー今年のテーマと見どころについて改めて聞かせてください。
今年は「社内外の『知の結集』で生み出すイノベーション」と題して2週間にわたって開催します。
この2週間を見続けてもらえば、現在起きているオープンイノベーション(共創)の取り組みがほぼわかると言っても過言ではありません。
ウィズコロナ時代に求められる「共創」の形や、社内外の先進的な取り組みの数々を、登壇者のみなさまに紹介していただく予定です。
いわゆる「IT系」ではない企業の登壇もありますし、社内で行われたビジネスコンテストの事例紹介も予定しています。
「大企業の共創のあるある」といった話も出るでしょう。ぜひ楽しみにしてください。
ーー登壇者と1on1が設定されている回もありますね。
3月3日のパナソニック様の回では、1on1交流会の時間を設けています。
応募が多数の場合は抽選になりますが、リアル会場で名刺交換をするイメージで、登壇者の方と交流することができます。
ーー最後に、CNET Japan編集部で始めたポッドキャストについて紹介してもらえますか。
2021年の5月から音声番組の「CNET Japanのニュースの裏側」を始めて、すでに60回近く配信してきました。
毎回、編集部員が取材の経緯や裏話を語っているのですが、最初緊張していた部員も、だいぶ話すことに慣れてきました。
各回10分程度にまとめているので、気楽に聞いてもられるとうれしいです。
ーー藤井編集長、ありがとうございました。
「CNET Japan Live 2022」はこちらのサイトで申し込みを受付中です。参加費は無料です。ご興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。