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何を書くかわからない時は、2年前の自分に向けて書くと迷わない

こんにちは。らららと申します。

現在夫の仕事の都合で海外(アジアのどこか)に住んでいるいわゆる駐妻で、現地でMBAに通っています。とはいえ、授業もすべて取り終え、海外に住んでいるとはいえ英語を使う機会がめっきり減ってしまったため、英語力維持のために、朝子供を送り出した後家事をしながらYouTubeやPodcastを聴くことを日課にしています。

以前こちらの記事で紹介したYouTuber、イギリス人YouTuber Ali Abdaalの、ゲストを招いたインタビュー形式のサブチャンネルDeep Dive with Ali Abdaalを聴いていて、noteを続けていくためのヒントになると思った考え方があったので紹介します。


「書くこと」を継続したい、じゃあ何を書く?

この回のゲスト、Dickie Bushさんは、私は今回初めて知ったのですが「Ship 30 for 30」という、継続的なライティングの習慣をつけるための30日プログラムを提供するオンラインコミュニティのファウンダーだそうです。(なにそれめちゃくちゃ私に必要なプログラムじゃん、と思ったのですがそれはさておき・・・)

How to Build a Business that Lets you Quit your Job (仕事をやめられるぐらいのビジネスを育てる方法)」と題した2時間近くにわたるロングインタビューで、独立を目標に副業から始めて本業を超える収入を得る方法についてさまざまな角度から話しているのですが、その中でDickieさんが独立するに至ったライティングやコンテンツ制作についても語っています。

その中で私が特におもしろいと思ったのは「何を書くか」というテーマについて彼が語っている部分です。

数回発信しただけでは何も得られず、継続によって指数関数的に影響力や書くことによる「よいこと(benefit)」は増えていくので、最低でも2年間は必要。なので「2年間続けられること」を書くべきだと言っています。では、何を書けばいいのか?

The Two-Year Test Framework

Dickieさんは、何を書けばいいかわからない時には、2年前の自分が知りたかったこと、過去2年間に自分が経験したこと、2年後の目標に向かって今学んでいることをを自分より少し後ろにいる人に向けて書くことを提唱しています。

DickieさんはこれをThe Two-Year Test Frameworkと呼んでいるそうです。その考え方について、引用しつつ訳しつつ私が理解したことを書いてみます。(英語が元ネタなので不正確な部分もあるかもしれません・・・)

過去の自分が知りたかったことを書く

It's what should you create content around, you should look backwards two years and reflect on skills you built, hobbies you've picked up, life
transitions you've made, jobs you quit, job you started. All of this knowledge it's now extremely obvious to you but would be incredibly valuable to yourself two years before. All that is sitting in your head, now you just need to go and share it and distill it and crystallize it (…)
(訳:過去の2年間を振り返って、自分が身に着けたスキル、趣味、人生の転機、始めた・辞めた仕事など、今の自分にとっては自明なことでも、2年前の自分にとってはのどから手が出るほど知りたいこと。それらの頭の中にあることを要約して、具体化して、シェアするんだ)

How to Build a Business that Lets you Quit your Job

無限ループで続けられる方法

もしくは、「2年後に成し遂げたいことをイメージして、そこに至るまでに学んだことをシェアする」方法もあると言っていて、「どちらにしても無限ループで続けることができる」と言っています。

It's moving ahead, documenting the journey to the people behind you, and then learning something ahead of you, documenting yourself learning that, teaching it to people behind you. And that is the infinite I can continue to progress and play this forever while getting all the upside of learning, meeting people, building valuable things(…) (訳:前に進み、その過程を自分の後ろにいる人たちに向けて書き、さらに自分の先にあるものを学び、その学んだことを書き、自分の後ろにいる人たちに伝える。そしてそれは、学びや人との出会い、価値あるものを創造しながら永遠に続けることができる

How to Build a Business that Lets you Quit your Job

あなたは誰かにとってすでに何かのエキスパートである

ここでDickieさんが言っているのは、「すべての経験が誰かにとって価値がある」ということだと思いました。「あなたより2年後ろ、2カ月後ろ、2歩後ろにいる誰かにとって、あなたはすでにエキスパートである」ともShip 30 for 30のウェブサイトで言っています。

自分が何かを書こうとしたときに「こんなこと誰でも知っている」、「もっと詳しい人いるしな」、「プロからバカにされるかも」と考えてしまった経験がある方も多いのではないかと思います。まさに私自身がnoteを定期的に書きたいと思いつつ、私に書けることなんかなんもない!とやけになり3週間放置(まさに今・・・)したりしていまっているので背中を押された気分でした。

転職活動をしたことのない人にとって私はエキスパートだった

私はこれを聴いて、人生で初めて転職を考えているという友人から相談されたことを思い出しました。ビズリーチの使い方やエージェントとの付き合い方などについて聞かれたのですが、転職経験豊富(笑)な私からすれば、どれも当たり前なことです。

それでも新卒から一度も転職したことのない友人からすると新しい情報だったようで、とても感謝されました。

私は人材エージェントやキャリアカウンセラーといったプロではないですが、転職について有益な情報を提供できたわけです。電話を切った後、私でも価値のある情報をシェアできるんだなと妙なやりがいを感じたことを思い出します。

確かに私にとっての「当たり前」は別の人にとっては「未知の世界」なわけで、全く同じ人がいないように、他の人と全く同じ経験はひとつとしてないはずです。

書けることは本来はその人の経験の数だけある、と思えばnoteを書くハードルが少し下がった気がします。


本当はこのnoteも、最低週1回更新したいと思っているのですが、なかなか難しい。この記事を書くにあたってDickieさんについて調べていたところ、彼は最初、自分が聴いたり読んだりしている本やPodcastのサマリーをTwitterにポストして、さらにそれを毎週ニュースレターとして発行するようになり有名になったそうです。

私も朝の習慣として、家事をしながら英語の勉強がてらPodcastやYouTubeを聴いているので、そういうのもアリだなと思い、今回は自分が聴いたYouTubeの内容をシェアする新しい試みでした。
続くといいけど・・・

それではまた!

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