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本音になるほど言葉足らずになる

本音を書きたいのに、誰が見るわけでもないのに、言葉足らずになる。



もう書き尽くした!と満足できるまで書ききりたいのに、言葉を選び、考えているうちに書きたかったこと、知ってほしいことを書き忘れる。


わかりやすいものが好きな人が多い中で、やっている人は楽しいけど見聞きする人には退屈な趣味はスルーされやすい。


いかに言葉巧みに感情豊かに、相手の興味をそそるように伝えられるかという話術は持ち合わせていない。


感情的になるのが苦手だから。



淡々とした文章や喋りでは読み聞きする人は退屈してしまう。


その雰囲気を感じ取って口をつむってしまうが、それをされると悲しいから一生懸命話を聞くと相手は気持ちがよくて喋り続ける。


フェアじゃなくて疲れて私はゴミ箱にされている気分になってくる。


聞き上手ってなんなんだろう。


私は聞き上手なわけじゃなくて喋りたがりな人の暇つぶしにされているだけ。



おとなしい人を相手に話が盛り上がることはない。


もっと大げさに膨らませて話すことができたらいいんだろうけど、私は端的に言いたいことを伝えてほしいから、ダラダラと話されるのが苦手だ。


本人は自分の話、おもしろいでしょ?と言わんばかりの得意顔でいつも口一番に喋りだすけど、「この人話長いんだよな」と内心捕まるとげんなりしている。


この手の人は待ち時間が長いときの暇つぶしには助かるけど、こちらの都合も興味も気にせずにしゃべるから疲れる。



なんでそんなにも他人があなたの話に興味があると信じているのか不思議で仕方がない。



私にとってはどうでもいい話。


ただの自慢話。



だからつまらない。



あなたが気持ちよくなるだけの話に付き合わされ、時間を浪費した気分になる。



私への褒め言葉であればいくらでも聞きたいが。


抜けたいグループがある。


関わりを減らしたい人がいる。


自分一人なら簡単に離れられるのに、子供が絡んでいて付き合いを断つことができない。


本心のままに誰のことも気にせずに生きられたら楽なのに。


働けない人にもわずかに残るできることをいかして活動できる場所があればいいのに。


家族と離れて一人で暮らせるだけの収入があればいいのに。



そしたら私は知っている人がいない、敷地の広いところに引っ越して家にこもって、気が向いたら自然の中で息をすい、好きなときだけ人とつながる生活をするのにな。



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