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読書レビュー No.3

こんにちは。

note毎日投稿85日目。

昨日は病院へ行きリハビリをしてきたため、アキレス腱断裂日記でも書こうかなと思っておりましたが、現在読んでいる本のレビューに変えました!

◆GIVE&TAKE

今回の本はこちらになります。

実は、今日現在読んでいる途中ですが、なかなかためになることばかり書かれており、自身の覚えのためにも、一度記事に残しておこうと思いまして。

内容としましては、「心理学」の面が多く、数々の「実験」や「データ」に基づいた考え方が書かれております。

人間の3つのタイプとして、ギバー(人に惜しみなく与える人)、テイカー(真っ先に自分の利益を優先する人)、マッチャー(損得のバランスを考える人)とのことで、それぞれの特徴をもとに、生き方や仕事の仕方について説明されています。

◆話す喜び

一つの項目を例にあげてみます。(丁度、今読んでいるところです。)

ある実験で、互いに面識のない人々をグループにし、自分の興味のあることについて15分間話をする。

15分後、話をした自分が、グループのことが好きになったか評価する。

この実験結果では、話せば話すほど、グループのことが好きになるとのこと。

これは驚くことではなく、人はそもそも、話すことが大好きなため、そのグループが好きになるらしい。

ついでに、グループの人々のことについて、どれくらい分かったかも調べたらしい。

グループの人間のことを知るには、相手の話を聞くのが一番であるはず。

しかしながら、実験でわかったことは、「人は話せば話すほど、グループについて知ったつもりになる。」ものらしいです。この「つもり」がキーポイントですよね。

要は、話好きな人、人の話を聞かない人は、他の人が話をしていなくても、周囲の人のことが分かった気になるとのことでした。

◆話を聞くこと

この項目で思うところは、

(1)人は話をすることがそもそも大好きである。

(2)話をする人は、周りのことを知った気になり、気分が良くなる。

ということになる。

逆に捉えると、相手に話をさせれば、こちら側としては、その人のことを本当の意味でよく知ることができるのかなぁと。

相手からしてみても、話をすることで、こちら側のことを知った気になるんですよね。

会社なんかで、意見が食い違う、話がまとまらない要因として、お互いが「話をする」ことばかりしているのかもしれませんね。

訪問先(営業)でも同じで、こちらから話をする一辺倒では、なかなか相手は買ってくれないものかもしれませんね。

相手の話を聞く。相手の意図を聞く。これが大事かなと思う項目でした。


まだ、読んでいる途中ですので、また、読み終えたら、追加のレビューでもしようかと思います。

著者の実体験や、色々な実験等を基にした本で、様々な例示でわかりやすく、様々な経済の分野、職業を題材にしているため、刺激的で面白い内容になっております。

今日も、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。


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