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あなたの頭の中の物語、ゲームにしてみませんか?〜ノベルゲーム制作のススメ
雨の週末、いかがお過ごしでしょうか。もずです。
私は今でこそTwitter(@mo_x_2)にマンガを載せてはほくそ笑んだりしていますが、数年前までは趣味でノベルゲームを制作していました。
作品リストはこちら↓(よかったら遊んでね)
「ノベルゲームを作っている」と言うと、「すごいね!」と言っていただけることが多く、それはそれでとても嬉しいのですが、実際のところ全然すごくはありません。
むしろ、「ひょっとするとマンガや小説よりハードルが低いのでは?」とすら思っています。
もしあなたの頭の中に物語が生まれていて、それをマンガや小説にしたいけどうまくできない……という思いがあるとしたら、ノベルゲームにしてみることをおすすめします。
ノベルゲーム制作ってすごく簡単だし、とても楽しい。
その理由は3つ。順にお話ししていきます。
画力がなくてもいい
ゲームを作るのに画力は必要ありません。
正確に言うと、画力はあったらあったでいいけど、なくてもいいです。
英語だって、そりゃ喋れたらいいけど、喋れなくても日本にいたらたいていの仕事はできるでしょう。そういうことです。
絵が描けないなら、描ける人にお願いすればいいのです。ゲーム制作のいいところは、なんといっても分業制であるところ。
たとえばマンガなんかは、プロでもなければ基本的に話も絵も一人で描くという方が圧倒的に多いと思います。
しかし、ゲームは趣味のレベルでも複数人が関わって制作しているパターンが一般的。それぞれのプロフェッショナルに委託することができるのです。
自分が考えたセリフを神絵師のキャラに喋ってもらう……そんな夢のようなことも可能なわけです。インターネットには無料のフリー素材を提供してくれる神々もいますので、お金をかけられない場合も安心です。
一人でなんでもできる必要はない、というのはゲーム制作の大きなポイントです。
文才がなくてもいい
画力と同じく、ゲームを作るのに文才は必要ありません。
もちろん文才だってあるに越したことはありませんが、趣味で制作する文には、ないならないでなんとかなります。
小説であれば、表現方法は文章だけですから、物語を紡ぐのに描写力や表現力は必要不可欠でしょう。しかし、ゲームには絵も音楽もついています。
「彼女は一筋の涙を流した」なんてありきたりな文章も、美少女がツーっと涙を流すイラストが1枚あれば、悲しみに満ちたメロディーが流れれば、文章で表現できなかった分も簡単に補えます。
また、ノベルゲームであれば、ひたすらキャラクターのセリフの応酬だけでも成り立ちます。地の文を描く必要がないのです。
キャラクターの設定さえしっかり固まっていれば、会話文に詰まることはないでしょう。よく聞く「キャラが勝手に動き出す」現象を起こせばいいだけ。簡単ですね。
プログラムができなくてもいい
ノベルゲーム制作にプログラミングは必要ありません。
なぜならこの世には「ティラノビルダー」があるからです。
ティラノビルダーとは、ドラッグ&ドロップで簡単に作れるゲーム開発ツール。超高機能なのに通常版は完全無料という有り難さ。もず作のゲームは全てティラノビルダー製。
こう書くとあたかもステマですが、全くそんなことはありません。(ほんとに)
ティラノビルダーでどんなゲームが作れるかはこちらのPVをご覧ください。
こちらの動画を見ると、キャラクターがおしゃべりしたり、選択肢が現れたり、様々な演出があったりと、すごく「それっぽい」ゲーム画面になっていますが、こんな感じのもドラッグ&ドロップですぐに作れます。
私がゲームを作っていたときも、一番時間がかかったのはシナリオを考えたりキャラ絵を描いたりすることで、ゲームの組み立て自体にはあまり時間がかかりませんでした。
ゲームを作ったというと「すごい!」と言われるのは恐らくプログラミングができると思われるからでしょう。でも、ティラノビルダーを使えばプログラミングの知識はなくてもゲームは作れるのです。本当におすすめ。
▼ティラノビルダーのインストールはこちら
ノベルゲーム制作は意外と簡単
つらつらとノベルゲーム制作のハードルの低さを訴えてきましたが、まあそう安易に「ノベルゲーム制作はマンガや小説より簡単!」というつもりはありません。
ただ、ゲーム制作はマンガや小説とは全く違うスキルが求められるので、物語を創る手段の一つとして考えてもいいと思うのです。
あと、単純に自分の作ったキャラクターが喋ったり動いたりするのを見るのは結構いいものですよ。
もしあなたの頭の中に物語があるとしたら、ゲームにしてみるのもありかもしれません。気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか。
以上、もずでした。よかったらスキくださいね(直球)。
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