
バラに背中を押してもらって
ご無沙汰している友達に連絡を取りたいと思っているうちに、時間が流れて行き、話しかけるきっかけを失ってしまうこと、ありませんか?
頻繁に会うわけではないけれど、たまに連絡を取り合って食事をしながらお互いの近況を話し合っていた女友達。最後に会ったのはもう2年以上前。そろそろまた連絡を取りたいけれど、時間が経てば経つほど、連絡するタイミングを失ってしまいます。そんな私の背中を押してくれたのは、”バラ”でした。
「こんにちは。すっかりご無沙汰してしまいましたが、お元気でお過ごしでしょうか? よかったらまた一緒にバラを見に行きませんか?」
この一言で、彼女と再会しました。
以前仕事の後に彼女と一緒に行った、ロンドンのリージェンツパーク。ここにはバラの庭園があります。最初に誘ってくれたのは彼女でした。
仕事の後に待ち合わせ。久しぶりに会ったけれど、顔を見るなりお互いに話が止まらなくなりました。近況を報告しあいながら、バラ園に到着です。
「仕事の話は後回しにして、バラを楽しもう!」
私たちはそう言って、写真を撮り始めました。

すでに6月も半ば、もうほとんど散ってしまっているだろうかと心配しましたが、まだ美しく開花している姿を見ることができました。蕾も所々についていたので、2回目の開花なのでしょうか?

スマホのカメラを向けながらあちこちのバラを見て歩いているうちに、知らず知らずバラからメッセージが届けられていました。

"Garden Glory"
そう、ここは栄誉のバラ庭園。

”Precious Time”
見事な数のバラたちに囲まれながら、仕事後の時間を友人と過ごす、まさに大切な尊い時間。


芝生の上で横になって、それぞれのPrecious timeを過ごす人たち。

"Rock & Roll"
えっ! そうだ、このバラとの時間はロックンロールなのです!

"Your Lovely Eyes"
目をしっかり開いて周りを見つめましょう。

"Song and Dance"
そして、歌って踊って!

みんなで一緒に笑顔になりましょう!

"Lovely Lady"
それでこそ、ラブリーな女性ですよね。

池から上がったオオバンも振り向くほどに。
気持ちがすっかり満たされた後は、お腹を満たしに行きました。
「おいしい白ワインが飲めるところに行こう!」
そう言ってやってきたのは、お寿司屋さん。


友人ががんばっている話を聞いて、私もさらにパワーアップ!
この夏はまた忙しくなりそうです。
バラたちからたくさん元気をもらったので、がんばって乗り切ります!
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。