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つぶやき:日本食とオモテナシ文化

日本人のマインド

日本人マインドとは、と問われて、何を思いつきますか。

私が即座に思い浮かんだのは、2020オリンピック誘致の時に一躍有名となったフレーズ、

O・MO・TE・NA・SHI ーおもてなしー

です。

私が考えるおもてなしとは、外からの来客が幸せな気分になれるように気の利いた配慮、最大限の工夫を凝らすこと。

そこには、自らを主張したり、押し付けたりするのではない、謙虚さがあるなと思います。

何で日本人は、謙虚と言われるのか。
そこには、日本の風土が関係しているのではないのでしょうか。

海に囲まれた、限られた土地で、人々が繁栄していくための処世術ではないのかなと私は思います。

本食はどうだろ

日本食と聞いてまず思い浮かぶのはお出汁。澄んだお出汁で煮込んだ里芋なんかは、想像しただけで唾液が湧いてくる。

お出汁そのものは、主役になることはなく、もはや原型を留めることなく、
その旨味成分だけがうまく抽出されて、他の食材のポテンシャルを最大限引き出してくれます。

次に思い浮かぶのは、発酵食品。お味噌やお酒、醤油などです。

これらも、大豆やお米、芋など食材の原型をほぼ留めていないですが、微生物の力を利用して、素敵な香りや味を抽出し、食材や料理のポテンシャルを引き出してくれます。

なんて謙虚なんだ。

そこにはやはり、気の利いた配慮、謙虚さ、
正しく日本人マインド(おもてなしの心)が反映されているのではないかなと思います。

だから、外国の方で日本食は味が薄くて...とおっしゃる方もいますが、日本人マインドの根付いた純日本人の私には、この上なく贅沢で美味しいものに感じられるのかなと。

マインドと食文化:大陸と島国

島国特有のマインドが、食文化にも反映されているのだとしたら、
大陸の国々ではどうなのだろうか。

例えば、アメリカ人マインドとは。(これが私の偏見であれば、非常に申し訳ないのですが、)合理主義的な、成功を収めるための最短距離を歩むような、そんなイメージです。
一方、アメリカの料理は、ファストフードと言われるように、片手でもすぐに食べられる、一度に多量のカロリーを摂取できるもの、といったイメージです。
アメリカ人マインドを感じられませんか?

インド人マインドとは。(これまた偏見かもしれませんが、)処理能力が素晴らしく、計算が早い!記憶力も素晴らしいなと思います。
一方、インド料理といえば、やはりスパイス。様々な種類のスパイスを、食材がより一層美味しくなるように、緻密に計算され、調合されているのではないかと思います。
これまた、インド人マインドを感じられませんか?

そう考えると、いろいろな国の食文化を体験することで、
その国の人々に根付くマインドを、五感を通して感じられるのではないでしょうか。


食べ物って、奥が深い...!!

まとめ

・日本人マインド:おもてなしの心、風土と関係していそう。

・日本の食文化:食材のポテンシャルを最大限引き出すための工夫→日本人マインドが反映されているのでは

・国々の食文化は、そこに根付く人たちのマインドを反映しているのでは

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