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★☆☆☆☆「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」

これでいいの?

現実で起こりえることがメインの映画は、現実とのギャップが視聴の妨げになる。
タイムマシンが出てきたり、空を飛び回ったり、無茶苦茶な手術をしたり。
そういったストーリーは、物語の中だけと理解できるけれど。

特にこの映画はノンフィクションノベルが原作だ。
とすれば、ササポン役の井浦新は若すぎるだろ。
56歳のサラリーマン役を48歳の俳優が演じたら、その時点で違和感だ。

カッターナイフを使う現場も、いまどきそんなとこある???と思うし、今週3回目の怪我といっている時点で、本当にどうなん??って。

待ち合わせに編集長がこないとか、恋人のいる男に告白するとか、日常の範疇だろうし。
軽井沢の別荘で採れる野菜とか、そんなことある??魚ならまだしも、野菜が採れるの??別荘なのに??
表札代わりのシールは、あれだけ色あせてるのに、そんな綺麗に剥がれるものかな、とか。
日常のシーンの違和感が気になってしまう。

そもそも「人生に詰んだ」というほど、人生に詰んでないと思うのは気のせいだろうか。
原作がノンフィクションであることも考えると、あまりにもったいない内容だ。

勘違いアイドル(元)がおっさんと同居したらうつ病も改善して新たな一歩踏み出せちゃった、テヘペロ。
くらいな内容にしかならないのはもったいなさすぎ。
アイドル要素も、人生に詰んだ要素も、おっさんと同居したことによる要素も、どれもペラペラすぎて。

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