★★★☆☆「うちの弟どもがすみません(映画)」
2025年の3本目は「うちの弟どもがすみません」だった。
この映画よりも前に言いたいことは、映画館の音響がヒドすぎたということ。低音を効かせればいいと思っているのか、あまりにもドンシャリな味付け、この映画には向かない。
座席もそれなりに埋まっていたが女性ばかり。
みんな作間くん目当てですかね。
長男の作間くんは「ながたんと青と」に出ていた山口周だな、なんて。
今回は高校生役を満喫していたというか、いろいろ背負っているものがありそうな役で、三男とのやり取りも好き。
化学室?でやり合う必要はないし、わざわざあんなところに呼び出さなくても。
喧嘩したら事故になるのは分かってるじゃん!
畑芽育は、畑芽育でしかない。
「なのに、千輝くんが甘すぎる。」から何も変わってない感じが、すごく素直に受け入れられた。
引っ込み思案な役というか、ちょっと貧乏くじを引く役というか、68%くらいの役がすごくいい。
話のストーリーは、無茶苦茶とまでは言わないけど、そんなことある??って思うことも。
再婚相手のお父さんに、相手の家で「初めまして!」なんてことある?兄弟がいることも伝えられてなかったの?
高校生なんだから、事前に挨拶とかしないの??
小湊鐵道から京王バスというのも、近所での引っ越しなんだなと思ったし。
最後のクレジットに出る「庭付き2階建て和風一軒家スタジオ」ってのも、まぁそうなんだけど、文字で見せつけられるとテンション下がるよね。
恋愛に発展していく様子は予想通り、安心して観ていられる。
壁に絵が増えていくのは、時間の経過を感じられる。
騎馬戦で勝ったときのお願いは、「ちゃんと告白してこいよ」的なものだと思ったら、もう一ひねりあったところにニヤニヤしてしまった。
そういう意味では、次男が大活躍したストーリーだった。
冒頭のシーンでも、兄弟を紹介してたのは次男だったかも。
本当などんな気持ちでいるのかな、なんて思ってしまったけれど。
手のひらの上で、綺麗に物語が進んでいき、ちゃんと終わったということで、星3つ。
作間くんの圧がすごいので、お腹いっぱいになっちゃう。