セイゴを釣ってフライでいただく
セイゴとはスズキの小さいとき(30cm前後)の呼び名です。その後に「フッコ」となり、最後に「スズキ」と名前が変わる「出世魚」です。
これは近所の河でセイゴを釣って、フライにしていただいたときの記録です。
セイゴ釣り
釣り場は大型河川の中流部で、夜釣りとなりました。
仕掛けはアオイソメをつけた、ぶっ込み釣りです。ウナギが釣れたらいいなぁ、と思っていました。
鈎がかりしないハゼであろう小さいアタリが続きましたが、20時過ぎにはっきりとしたアタリがあり、セイゴが釣れました。
ナイフで締めて血抜きをしてから、クーラーボックスに入れます。結局、この日の釣果はセイゴとハゼが、それぞれ1匹ずつでした。
家に持ち帰ったセイゴとハゼです。
それぞれうろこと内臓を取り、セイゴはエラも取り除き、この日は時刻が遅かったので冷蔵庫に入れておきました。
翌日、買ってきた牡蠣と合わせて、フライにしていただくことにしました。
食材
下処理をしたセイゴ、ハゼ ⚖️ 1尾ずつ
牡蠣 ⚖️ 1パック
キャベツ ⚖️ 1枚
パン粉 ⚖️ 適量
<バッター液>
卵 ⚖️ 1個
水 ⚖️ 50ml
小麦粉 ⚖️ 40g
塩、胡椒 ⚖️ 少々
揚げ油 ⚖️ 適量
つくり方
キャベツの千切り
最初に付け合わせるキャベツを千切りにしておきます。
セイゴをおろす
セイゴは二枚におろしてから三枚におろします。
腹骨まわりを切り落とし、包丁を使って皮を引きました。中骨に沿ってある血合い骨は、指に当たらなかったので、そのままです。
きれいな白身で鮮度も良好であり、いっけん刺身や洗いでもイケそうですが、河川の中流部で釣れた魚なので、しっかりと加熱する必要があります。
フライの準備
牡蠣は少量の小麦粉と水をまぶしてよく洗い、セイゴ、ハゼと一緒に塩と胡椒をします。バッター液の材料をよく混ぜておきます。
バッター液にくぐらせた牡蠣をパン粉にのせ、パン粉をかけ、軽く握ってパン粉をつけます。小さい牡蠣は二つ合わせてひとつにしました。
セイゴは半身丸ごとパン粉をつけます。
ハゼにもパン粉をつけたら、20分ほどおいておきます。
揚げる
180度の油で、牡蠣とハゼを4分ほど揚げました。
次にセイゴも180度の油で、ひっくり返しながら4分ほど揚げました。
できあがり
千切りキャベツと一緒にお皿に盛り付けたらできあがりです。
セイゴのフライです。臭みはまったくなく、おいしい白身魚のフライになりました。
ハゼのフライです。中骨は取り除きませんでしたが、サクサクの衣との対比で、気になりませんでした。
カキフライはタルタルソースでもいただきました。
あとがき
セイゴもこれくらいの大きさだと、なかなか食べでがあります。思い付いたのですが、セイゴをアジフライのように背開きにして揚げたら、とても大きなフライができて楽しそうです🥳