左派は初詣に行けないのか問題
療養治療中、青木理著「日本会議の正体」を読んでいました。
日本会議、特に神社本庁(神道政治連盟)が政治に入り込んだ歴史を学んだのですが、そんな中、とある配信で今年の自民党大会の冊子が話題にのぼっていて、その中に記載されている「支持団体」「協賛団体」を紹介していたのですが、コレがあらゆる日本の宗教団体が網羅されていたのです。
御紹介しますれば・・・
このように、仏教系も “オールキャスト” といっていい面子がズラリとならんでいたようです。
そうなると、私を含む自民党政治に否定的な人間は、どこに初詣へ行けば良いのでしょうか? 上記の団体に絡む神社や寺に初詣に行くと自民党の資金になる、というロジックを立ててしまうと、もうどこにもいけなくなってしまいます。
ならば、例えば「神社本庁に属していない神社に行けばイイ」という考え方も有りますが、そうなると全国から時間をかけてわざわざ、
といった限られたトコにしか行けなくなり、なんでそんな苦労をしなければいけないのか? という疑問や憤りも出てくるコトでしょう。
だから、そこは都合よく考えてイイんじゃないかと思うのです。
私は「祈る」という行為は「自らの心に問いかけて、自らに誓いを立てるもの」だと考えていて、その「媒介」として神社や寺を用いていると捉えています。 なので「媒介」の対象は基本的に何でも良くて、コチラ側が神社や寺を “利用する” ぐらいの心持ちで丁度良いのではないかと、私は考えます。
政治について考えるのは大事ですが、それに自らが縛られないようにしたいなと思う今日この頃。 政治は生活に直結している、からこそ、
というキモチを心に持ちつつ、真摯に向き合いたいと思った最近の私なのでした。
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