あなたが欲しいのは、答え? それとも 成果? ~成果につながるアクションを設計する~
コンサルティングの現場で、ときどき、「どうすればいいでしょうか?」と聞かれることがあります。
どうすればって…?
(うまくいくように設計して、やるだけ! なんですけどねぇ)心のつぶやき
社長がほしいのは、答えではなく、自信だったりします
やることは決まっているのに、確証が持てない
本当にこれでいいのか? と迷う状況で、裏付けがほしい
そこに余計なアドバイスはいらない
部外者が正解を出せるほど、ビジネスは甘くない
今日は、そんなお話です。
自分で考えない若者
すぐに「どうしたらいいですか?」と聞いてくるのは、
最近の若い人も同じ
聞くのはまだマシな方で、指示するまで何もしない(指示待ち)
何も考えていないように見える(思考停止)
どうして、こんなにやる気がないのか?(無気力)
よくある、社長の嘆きです
でも、ちょっと待ってください
何も考えていない人なんて、一人もいないんですよ!
多くの人は、考えすぎて、混乱している(現代病)
正解を求めすぎて、自分で答えを出すことが怖い(無意識に感じる恐怖心)
自分から正解を言わないのが、正解(部分最適の罠)
ある意味、仕事を放棄しているとも言えます。
欲しいのは「答え」ではなく、「成果」の方なのに…
逆に、答えが見えすぎていて、
本当に得たい成果が見えなくなっているのが、社長のよくあるパターン
答えが見えるとは、
「こういう場合は、普通こうするだろ!」
と条件反射的に、やるべきことを判断している
その判断か最適かどうかは、さておき、
社長の判断 = その会社の正解
になりがち
そのまま突っ走って、成果につながればいいのだけど、
頑張っている割には、思うような成果が出ないとしたら、、、
間違えることは、誰にでもあることですが、
そのまま続けてしまうのが大問題
本当に得たい成果は何か?
売上○○万円という、思いつきの成果
本当にそれが、最高のゴールなのか??
真のゴールイメージを明確に描くのが、実は難しい
経営でも仕事でも、一番難しいのが、
実は、本当に得たい成果(真のゴール)を明確に描くこと
わかっているようで、わかっていない
個人的にわかっているつもりでも、
メンバー間で認識が揃っているかと言うと、実は微妙にズレている
だから、ゴールにたどり着くまでの、道のりを描いたり、
真の課題を定義することはもっと難しい
以前の記事で描いた課題定義は、実はこういう難しさを含んでいます。
正解のない領域に、正解をつくる
本当に得たい成果、ゴールには唯一の正解はありません
結局、自分(たち)で考えて、決めるしかない
だから、誰かに答えを求めても、あまり意味はない
答えより大事な、本当に得たい成果をしっかり捉える
みんなで話し合う
じっくり一人で考える
そういう時間こそ、クリエイティブだなぁと思います
成果につながるアクションを設計する
本当に得たい成果がぼんやりでも見えてきたら、
その成果につながるアクションを設計する
1mmでも成果に近づけるなら、トライしてみる!
トライの結果を振り返り
ゴールイメージと比べながら
修正していく
そういう繰り返しの中で、本当の正解が見えてくるんじゃないでしょうか
正解は自分(たち)の中にある
そう信じています
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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