解決できない、大きな悩みを抱えているとき。どうする? ~視点を変えると、突破口が見えてくる~
ときどき経営者さんから、バクっとした大きなお悩みが送られてくることがあります。
今日は、そんな大きなお悩みの解決法を考えてみましょう。
そこに答えはあるのか?
大きなお悩みは、みんなが悩んでいる大きな問題だったりします。
経営者のお悩みでよくあるのが、人や組織の問題、お金の問題、将来ビジョン・方向性のお悩みなど。こういった話は終わりがなく、1つ問題が解決しても、また新たなお悩みが湧いてきます。
つまり、決まった答えがない問題
個人の場合は、「人生の目的とは?」 「仕事の意味とは?」 など、答えは人それぞれ。その答えも、年とともに変化して当然です。
答えの無い問題も、分解すればなんとかなる!
答えの無い問題は、一段小さくしてみる。
ざっくり3~5個くらい、小分けにした問いにしてみると、なんとなく答えが見つかりそうに思えませんか? それでも、大きければ、さらに一段小さくしてみる。
例えば、「人生の目的とは?」は、こんな風に分解してみるとどうでしょうか?
生まれてきて、良かったと思えることは?
何かして、喜ばれたことは?
自分で一番、達成感を味わったことは?
人生の終わりは、どんな感じだったら最高?
人生の終わりから逆算して、今、何割くらいまで来た?
大きな問いから、小さな問いへ
分解すれば、なんとかなる!
そう思えれば、気が楽になります。
解決の糸口1: 検索してみる
わからない問題は、調べるか、考えるか、しかない!
まずは、調べてみましょうか。簡単な方法は、ネット検索で、直接そのお悩みを打ち込んでしまうこと。
こういう無茶な質問にも、それなりに答えてくれます。さすがに、大きすぎる質問は、期待と違う答えが多くなりますが。それでも、上位10個、できれば数十個をザっと見れば、だいたいの方向性は見えてくる。
検索しても答えが見つからない」という人は圧倒的に、検索量が少ないことがほとんど。私は、「検索が速い、凄い!」と言われることがありますが、単純に検索量が多いだけ。たぶん、他の人の10倍くらいは検索している自信があります。ザっと検索結果を眺めるには、速読スキルが活躍しています。
検索結果から、さらに絞り込むキーワードを見つけて、検索窓に加えると、より的を得た答えが得られるようになります。
Googleでは関連キーワードをサジェストしてくれるので、ここも使えますね。
画像検索もヒントを膨らませるのに使えます。
解決の糸口2: 書籍を探す
書籍検索は、Amazonが優秀。ここもGoogleと同様に、バクっとしたキーワードで検索しても、なんとかなります。
図書館派の方は、カーリルで検索。ちょっと検索精度は低いので、私はAmazonで検索して書籍名を特定してから、カーリルで図書館の蔵書を確認します。
解決の糸口3: 人に聞いてみる
それでも、わからない問題は、人に聞いてみる。ただ、ダイレクトに大きい問題を聞かれても困りますよね。
異業種交流会などで、仲良くなった人に聞いてみるときは、直接質問するのではなく、「こんなことを調べているんだけど、なかなかいい答えが見つからなくて。。。」とつぶやくように話すのがオススメです。
「なるほど」、と共感してもらえれば、自分だけが悩んでいるんじゃないんだ。とわかります。つまり、普遍的な問題なのかも、と気づく。
個別具体的な問題の場合、相手は「???」となります。親切な人だったら「何に悩んでいるのか、もう少し教えて」と聞かれるでしょう。
アドバイスはいらないので、問題をどう捉え直すと、他人にもわかってもらえるか。問題の分解方法を一緒に考えてもらえると、検索や書籍が使えるようになります。
まとめ(答えが見つからない原因と対策)
答えが見つからない原因は、こんな感じで分解できます。
知識不足(知らないだけ → 調べればいい)
問題が大きすぎる( → 分解すればいい)
問題の捉え方の問題( → 人に話して、捉え方を整理してみる)
悩むのは、人間が高度に進化した証拠。
情報が多すぎて、時間も余り過ぎて、悩んじゃうみたいです。
シンプルに、時間をかけずに、サクッと解決しちゃいましょう~!
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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