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「ストローク」を増やす ~関係性強化のカギ~
新規事業など、先が見えないプロジェクトでは、計画通りに進まないことがふつう
難しい状況の中でも、協力し合える関係になるには?
チームの一体感を高めるには、「ストローク」を増やすことが効果的
ふだんから無意識にできていていれば、いいのだけど
そうでなければ、少し意識的にやってみることも大事
今日は、チームのコミュニケーションと関係性について、考えてみます
ストロークとは?
ストロークとは、少し専門的な言葉で、
心理学やコミュニケーション理論で用いられることが多いようです
ちょっとした挨拶や、声掛けも、ストローク
他者からの承認や関心、ポジティブなフィードバックなど、すべてストロークです
相手に対して肯定的な気持ちを伝える
言葉以外でも、非言語の振る舞い、仕草も、相手に伝わる
相手に対して投げかける、何らかのアクション、言葉、気持ち、
と思えばいいかな
ストロークを受け取った側は、
自分のことを気に掛けてもらっている、と、つながりを感じる
自己肯定感や安心感を高める効果があります
日常的なコミュニケーションの質を向上させ、
仲間意識が強まる、最初の一歩がストローク
を増やすこと
ストロークを増やす
ストロークを増やすには、まず、簡単な声掛けや毎朝の挨拶から
「おはようございます」「お疲れ様です」といった声掛けが第一歩です
最近は、つい省略されてしまいがちですが、
挨拶を繰り返していると、自然と話しやすい雰囲気になり
安心感が生まれます
日々の情報共有や、進捗の共有も大事
状況が悪くなってから報告されると、みんなアタフタしてしまいますが、
日々、共有できていれば、イザというとき、みんなで一緒になんとかしよう、
という空気になります
日々感じていることや、抱えている課題など、
気軽に共有する空気が大事
また、少しやってみた成果をアウトプットしてみる、
ちょっとした課題を共有する
そこからの学びや反省も、気軽にシェアする文化ができると、
ストロークがますます増えて、一体感がさらに強くなる
ポジティブなフィードバック
ストロークを活かすには、批判は禁物
ポジティブなフィードバックを意識することが大事
思うように進まないときも、
「自分たちに、何ができるか」「何か手伝えることはある?」
という前向きな対話を心掛けたい
メンバーが安心して話せる空気が、
全体のパフォーマンス向上につながります
マイナスな出来事も、ポジティブに捉えると、どうなるか?
リフレーミングとも言いますが、ちょっと言い換えるだけでも、
思考と感情がプラスに向きます
「どうしよう」 → 「どうすればいいかな?」
「困った」 → 「おもしろくなってきたw」
ゲーム感覚で、言葉を入れ替えても、いいですね
ポジティブな反応がチーム内にこだますることで、
メンバーのやる気が高まり、プロジェクトが前に進む力になります
ストロークの効果
ストロークを増やすことで、チーム全体のパフォーマンスを大幅に引き上げる
効果が期待できます
コミュニケーションの活性化
ストロークを増やすことで、チーム内のコミュニケーションが円滑になる
情報共有、見える化により、プロジェクトのスピードアップが図れます
信頼関係の強化
日常的に挨拶、会話、対話が増えることで、メンバー同士の信頼関係が深まる
互いにサポートし合うのが当たり前になり、問題解決も早くなる
計画通りに進まないときこそ、チームの結束力が強化されるチャンス!
個人もチームも成長する
チーム全体の状況が把握できるようになるので、
ちょっとした異変にも気づきやすい
連携がスムーズになり、ちょっと手伝う、など活躍の機会も増えます
ちょっとしたアクション、ストロークが相手にとっては、すごく大きな価値になることも多い
プロジェクトの成功だけでなく、メンバー個々の成長と満足度の向上にもつながります
楽しくなって、つい、色々やってしまう、
自然とアクションが加速するのが、いいチームの特長です
最初は意識的に、だんだんと無意識で、
ストロークを増やしていくと、メンバー同士の信頼関係と連帯感が高まり
プロジェクト成功へ、グッと近づきます
チームの潜在能力を最大限に引き出し、
イノベーションを生み出す組織文化を育てる
ストロークを増やす取り組み、ちょっと意識してみませんか?
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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