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仕事をおもしろくするコツ ~「悩まない人」の考え方より~

書評記事を読んでいて、私の思考と似てるなぁ、
と思ったことがあるので、メモしておきます

つまらない仕事も、おもしろくするコツ、それは…



「悩まない人」の考え方 木下勝寿 (著)

「悩まない人」の考え方
木下勝寿 (著) 2024/9/4

大ベストセラーで、本屋さんでも見かけることが多いですね
書評記事もたくさん出ています

こちらの書評から引用して、考察を加えます


仕事をおもしろくするスキル

書評のプロ、印南敦史さんの記事

ある人はイキイキ楽しそうに働いているのに、
同じ職場で働く別の人は、ものすごくつまらなそうにしている――。
そんなことがあるのであれば、つまりはそれが「スキル差」だということです。

同じ職場で、同じ仕事をしていても、捉え方は人それぞれ

楽しそうに働いている人は、何か思考パターンが違うのか?
ここに気づく人は、鋭い!

いいかえれば、「仕事をおもしろくするスキル」が足りていない限り、どれだけ異動や転職を繰り返したとしても、仕事はつまらないままになってしまうわけです。

このフレーズは、グサッとと来る人、多いんじゃないかな。
イタタという感じ(笑)


世の中にもしひとりでもその仕事を「おもしろい」と感じている人がいるのなら、「なぜなのか?」を徹底的に確認すべき。その人の“おもしろがるスキル”を学び、それと同じやり方をすれば、仕事がおもしろくなる可能性は誰にでもあるということです。

まあ、根本的に、スキかキライか、という問題はありますが、
仕事がおもしろくなれば、スキになるかもしれない
そういう可能性も感じます

私も、最初は気が向かなかった仕事でも、
だんだんと、おもしろくなった経験が、多々あります


あらゆる悩みは、「思考不足」からきているのだと著者は述べています。
だからこそ、「考え続ける」ことが重要なのだと。
悩む必要がなくなるまで問題と向き合い、考えを突き詰めていけば、
いつしか悩みから解放されているのかもしれません。

これは、かなりキツイ話ですね。禅問答みたい。
まさにここが本質だし、私も同感なんですけど、
これが受け止められる人は、とっくに、仕事をおもしろがって、楽しんでいる気がしますw


仕事をゲーム化する

ダイヤモンド・オンラインの書評から

レジ打ちが「いちばん面白い仕事」になった瞬間

スーパーでのレジ打ちの仕事
彼女はすぐにこの仕事に飽きてしまう
いつもならすぐに辞めてしまうところだったが、さすがにこのままではいけないと思った。

そんななか、過去の日記を発見し、かつて自分が「ピアニストになる夢」を持っていたことを思い出す。そこで彼女は、自分なりにレジ打ちの仕事を極めてみることを決意する
ボタンの位置を暗記し、ピアノを弾くようにリズミカルにレジ打ちをするアイデアだった。

仕事自体は変えられなくても、
仕事のやり方は、ある程度自由にできる
このとき、独自の着眼点で、創意工夫を思いついて、やってみよう!
と思えるかどうか
が、仕事をおもしろくできるかどうかの境目なんだと思います

レジ打ちのスピードが上がると、徐々にまわりを見渡す余裕が生まれ、
お客さんとちょっとした会話をしたり、お買得商品の情報をシェアしたりするようになっていくと、彼女の中に初めて「仕事が面白い」という感覚が芽生えていく。

視野が広がると、新しい発見、余裕、創造性が生まれる
こうやって、新しい価値のある仕事を自分で創り出す人が、
仕事をおもしろがれる人
なんだ、と思います


私が新人だったころのコピー取り体験

私が社会人1年目のとき、コピー取りにハマったことがあります
ひたすら紙の本をコピーするだけ
面倒だなと思ったのは一瞬だけ、すぐに、
 ・ どうやったらさらにスピードが上がるか?
 ・ 1冊コピーし終わるまでに、何分かかるのか、測ってみよう
と思いつき、試行錯誤が続きます。

 ・ 意外に1冊コピーするのに、1時間もかからないことに気づく
 ・ さらに、そのとき使っていたコピー機に連写機能というのを発見!
連写機能は、見開き2ページを連続で2回スキャンしてくれる
これと両面コピー機能を組み合わせると、最速で本のコピーが取れる

 ・ コピー機が両面の処理している間に、私が紙の本のページをめくる
 ・ 次のページをセットする
という動作を同時並行でやると、タイムロスが少ないことに気づく
リズミカルに、コピー機と私が一体となって協調動作が進む
なんて、すてきなコラボなんだ~! と勝手に喜んでました

こういう、どうでもいいところに、楽しみは見つけられるもの
 ・ 時間短縮(タイムトライアル)というゲーム性と
 ・ 手の動かし方、コピー機の複数機能の連係活用などの創意工夫
自分が決められる範囲で、楽しんじゃえばいい!


成功したイメージだけ、自然に想い浮かぶ人

さらに、おもしろい考察が続きます

仕事をゲーム化できる人には「共通点」がある。
それは、一定の目標やゴールを掲げたとき、
真っ先に「うまくいったときのことをイメージできる人」である。

ゲームを始めたとき、「ゴールにたどり着けなかったらどうしよう……」といった
不安感や責任感はないはずだ
無事にクリアして「やった!」と喜んでいる未来しか見えていない
この感覚のまま仕事に臨める人は「成果軸」だけで仕事を楽しむことができる。

ポジティブ思考というよりは、
ポジティブなイメージしか浮かばない感覚

好きなことをやっているときは、こういう感覚なんですよね

しかし、仕事となると、つい、失敗が気になる
うまくいかなかったら、どうしよう…
みたいな感情が先走りして、つい行動を躊躇してしまう
行動量が少ないので、成果も出ない。という悪循環

仕事を通じた満足にはさまざまな軸がある。
仕事に面白さを見出せないとき、ひょっとすると、
間違った軸で面白さを探究しているのかもしれない。 

本当は人とのコミュニケーションが好きで、仲間に貢献したいと思っているのに、なぜか自分の評価に直結する仕事ばかりをやってしまっているようなケースである。
そんなときは、自分がどんなことに価値を感じるのか、改めて見直してみるといいだろう

ここでは、「価値」と難しい言葉を使っていますが
素直に自分が「好きなこと」「おもしろい」と思うこと、で、いいんです!

仕事を難しく捉えて、失敗しないように、怒られないように、と思っていると
そりゃ、つまらなくなりますよね
他人の価値軸で考えていると、思考も行動も萎縮しちゃいます


好きなように、自由に楽しめるように、やってみればいいのに~!!
と思いますよ、ホントに(笑)


こちらも、よろしければ!



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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https://twitter.com/mousoubiz


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