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今日は、「ひらめき」のナゾに迫る本をご紹介します。

「記憶」と「ひらめき」
どんな関係なんでしょう~?



「記憶の深層」高橋雅延(著)

「記憶の深層」高橋雅延(著)
~<ひらめき>はどこから来るのか~

本のタイトルに引き寄せられるように、
読んでみました

記憶の深層
ひらめき
私が好きな領域…
こりゃ、読みますよねw


知識が無いと、ひらめかない!?

何も知らなければ、ひらめくわけがない
知識が色々とつながって、相互作用した結果として、ひらめく…
なんとなく、そうかな、という感じ

また、記憶しているだけでは十分ではなく、
記憶を知識に変えるステップが必要
意味づけをして、体系化、構造化して、知識に昇華させていく

体験・経験 → 記憶 × 意味づけ → 知識 → → → ひらめき??

ひらめきには、確かに知識が必要だけど、
知識とひらめきの間には、まだ何かありそうです


思い出せない記憶もある

自分では知らないと思っていたけど、
実は、何かの拍子に思い出すこともある

覚えているハズなんだけど、
思い出せないことがある

こういうのを、この本では、無意識の記憶と呼んでいます
確かに! あるある、という感じです

ひらめきには、無意識の記憶がすごく影響している?

五感が重なって、強い記憶になる

言葉にイメージが重なると強く記憶に残る
イメージに加えて、五感の手ざわり感、におい、がひもづくと、さらに記憶が強くなる

ストーリーとしての記憶は、一旦忘れても、また思い出すことがある
このあたりも、ひらめきに影響しそう

自分で考えて納得した答えが、知識になる

知識として一番強いのは、自分で考えて出した結論
自分で考える、という体験を通して、知識にしていく
そこには、自分の意志や目的意識も加わっている

こういった、色々な経験を通して、知識を積み重ねていく


考えすぎもダメ!?

では、知識があれば、ひらめくのか??

ひらめきは、
考えて、出てくるものじゃない

むしろ考えすぎると、出にくくなる


ふとした瞬間に「ひらめき」が降りて来る??

グ~~ッと考えたあとに、ふぅ~っと緩めた瞬間に
ひらめくことが多い

考えている間に、連想が広がる
考えるのを止めても、無意識の中で連想が続いている
無意識の連想の先にあるのが、「ひらめき

ここまでが、一旦の結論です


AIにはない、人間の独創性とは?

単純な記憶力では、コンピューターやAIの方が、人間より凄い!
でも、AIは、ひらめくのか??

ちょっとまだ、AIの創造性は期待しずらい

AIと人間の違いは、意味づけにありそう
シンプルに言えば、意志を持っているかどうか
さらに根源的には、個々の体験、身体性の差が影響している

人間は、五感をフル動員した体験、経験の数々が記憶になり、
多層的な知識が連想を引き起こし、ひらめきにつながる

経験の多様性が個性をつくり
多様で創造性あふれる「ひらめき」を生み出している

かなり意訳していますが、そんな感じw
記憶と知識とひらめきの関係は、なかなか奥深い世界です



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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