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ちゃんと考える(part2) ~何を、どのくらい?~
以前、「ちゃんと考える」 について書いたことがありますが、
さらに 「考える」 について考えながら、目が覚めましたw
なんで、ちゃんと考えないんだろう?
という素朴な疑問
今の自分にも当てはまるかな、と思ったので
もう少し整理してみます
前回のおさらい
ちなみに、前回の記事はこちら
ちゃんと 「考える」 には、「問い」 の明確化、具体化が重要になります
「問い」 が不明確、抽象的なままでは、ちゃんと考えることができない
そんなお話でした
「問い」 の明確化、具体化に必要なこと
では、「問い」 をより明確に、具体化していくには、
どんなことを考える必要があるのか?
ここでは、3つの観点を挙げてみます
着眼点(何について考えるか、テーマ、問い)
方向性(どこを目指すか、そもそもの目的)
深さ(どのくらい深く考えるか、レベルと時間)
着眼点
最初に考えることは、
何について考えるのか?
具体的に、それは何か?
ここが不明確だと、本当に何を考えているのか、わからなくなります
たとえば、プレゼン資料の内容について、考える場合を例に挙げると、、、
伝えたいテーマは?
伝わった後の理想の状態は?
相手の事前期待は?
相手との共通認識は?
相手が前のめりになる動機と条件は?
相手が本当に知りたいことは?
相手の理解を妨げる壁は?
などなど
色々書き出した上で、重要なものからピックアップして
3つくらいに絞る、さらに最重要な1つに絞る
くらいが良さそうです
前提(共通認識、事前期待、本当に知りたいこと)
問いかけ(伝えたいこと → 伝えるメッセージ、表現)
期待する結果(伝わった後の理想の状態)
のように、プロセス順で分類して、
それぞれの段階で何に着目するか決める
ここで、一旦、テーマと問いの仮案ができます
方向性
より深く、本質を 「問う」 には、
さらに、核心部分に迫っていくように
「問いを磨く」 必要があります
つまり、問題の核心が、どっちにあるか
仮説を立てながら、「問い」 を磨いていくことになります
前の例で考えると、
こちらと相手との共通認識を揃え
相手を前のめりにさせる「問いかけ」ができれば、Good!!
と、一旦仮置きしてみます
これが、核心部分なのか?
再度検討する必要はありますね
深さ
3つ目は、程度問題
どのくらい、深く考えるのか、
そこにどのくらい時間を使うのか、使えるのか
期限がある場合は、その範囲内で、うまく収まるように
レベル調整することも大事です
時間的に制限があるから、深く考えることができる、
という面もあります
時間的制約は、健康的な強制力にもなる
とはいえ、品質も高めたい
この時間内で、どこまで質を上げるか?
そうすると、おのずと、
考えるべきテーマ、着眼点が絞られてくるハズ
そんな感じで、今日も色々考えながら、
グッと踏み込んで考える時間を戦略的につくろうと思います
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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