若い人の話が聞きたい
最近会社で、新規事業を考える機会がある。
これまでは歯車としてせっせと毎日ルーティンをこなしていたので、少し違う角度の仕事が出来て楽しい。
しかし不満もある。
週に一度メンバーが集まって話すのだが、一番若い人が30代後半。30~50代で、これからどんな世の中になるのかね、と話し合っている。
これ、無駄じゃない、、? なんで新人さんとか若い人に聞かないの?? むしろ新人さんよりも若い中高生、大学生に聞きたい話なんですけど、、。
、、、と漠然と思っていたところで、オードリー・タン氏についての本を読んでいたら、彼女が携わる青年コミュニティについての説明で
「今後どうなっていくかを若い人に教えるのではなく、若い人がどうなっていきたいかを聞くのが大事」
という意図の事が書いてあって、なるほどその通り、、!!と思った。
人生100年時代と言われるこの頃。40代はまだ若いと言われるし、自分でもまだまだこれから、普通に成長していきたいと思っている。でも未来の事を考えるとき、自分と近い世代の人とあーだこーだやっていても感覚が同じだから新しい事は生まれないと思う。
私たちが得た知識や情報、考え方についてのコツはどんどん若い世代に渡していきつつ、これから先の未来のことを考えるときには、常に若い世代がどう感じているか確認して、大切にしたい。