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山で撮った写真。


仕事へ向かう途中、いつも通る道、太陽が顔を出す角度がだんだんと変わっていく。近頃は太陽が山から出てくるようになってきた。川に反射する光も時期によって、また時間によって伸びたり縮んだり、太くなったり細くなったりしている。そしてそれを眺める私のゆとりによってもそれは変わっているようにも思える。

朝、現場に向かう前に職場でメンテナンスを頼む。すりガラス越しに入るコウバへの光がいい。

私自身のメンテナンスも欠かさず、今年は火曜と木曜に筋肉の繊維を太くしようと思う。

コウバに入ると、よくわからない部品がそこらじゅうに整頓されている。まだまだ知らなければいけないことは沢山ある。ということを教えてくれる。

焚き付けに使うものは、まだ赤いものを選ぶ。カラッカラに乾いているのはかえって付きにくいし、青いのは言わずもがな。そういえば、緑色のものを青いと言うニュアンスは、子にどういうふうに伝えたらいいのだろう。

痕跡が残るとすれば、可能な限り、意図したものを残したい。といっても、まだまだ意図せず付いてしまうものもあるが、付いてしまったときに大事なことは、言い訳をしないこと。昨日できなかったことをできるようになるだけ。

みる目をもっと広く、鋭く、また、狭く、深くしていきたい。

普段歩いているところからは見えない景色を堪能している。他にも載せたい写真は沢山あるのだけれど、また別の場所で載せようと思う。

お昼時、いつも何かの本を読んでいる。カバンに入れておく本、寝室で読む本、職場で読む本、独りの時間に読む本みたいに色々な本をつまみ読みしてたらうっかり積ん読が進行している。1冊1冊をじっくり読むというのがなかなかに難しい。この本にも書いてある、音で捉えて読む。というのに共感する。読んでいるのはまだ序盤だから、追々書こう。

ところ変わって阿修羅さん。本年もよしなに。

そうか、雪の積もり方をみてもいい現場はいい現場だと思えるのか。ということに写真をみて気がついた。もっと現場をみる審美眼を鍛えたい。

私が住む福岡県はあまり雪のつかない地域だから雪が積もっただけで目が丸くなる。今年も雪の阿蘇やくじゅうに登りに行きたい。2月の初旬、どなたかどうですか。

四駆に入れて、じわりじわり、グググッと滑る感覚を敢えて楽しんでみたり、その時々で変わる山の色や音、匂いを吸い込んでいたい。

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松田佳之
山のため、子のため、写真のために使わせていただきます。いつかお会いできれば嬉しいです。

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