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家の中で野菜を育てる: 家の中と外の明るさの違い
野菜を育てるのに日当たりは大事だと言われるが家の中と外ではどのくらい違うのだろうか。照度計で調べてみた。測定したのは7月中旬の晴れの日の11時頃。単位はルクス(lx)。
こちらは薄日が射す屋外の庭
こちらはリビングの窓から2m程入った室内のサイドボードの上。驚く事に屋外の0.2%しか無い。これでは普通の野菜など育てられる筈が無い。
こちらも屋外なのだがベランダの下の日陰の所。日向の1/2以下。
こちらは2階の窓の外のウィンドウボックス。屋外の日陰と同等。南西向きで直射日光が当たらないので日陰と同じ。直射日光が当たれば当然冒頭の屋外の庭と同じ照度になる。
最後に上記の窓の内側50cm程度の所。窓の中と外では1/3になってしまう。屋外の直射日光が当たる所と比べれば1/10しか照度は無い。
まとめ
家の中と外で陽射しがどのくらい違うのか調べたが、10倍も違うという結果になった。やはり、普通の野菜を屋内で育てるには何らかの工夫で照度をあげる必要がありそうだ。
ちなみに上記の写真ではスティックブロッコリーを育てた場合にどのくらい生育に違いが出るかを試している。
追記
照度は単純に加算出来る事が判明。リビングで植物用蛍光灯(130lx)とリビングの蛍光灯(66lx)を両方点灯して測定したら196lxだった。
また、照度と距離の関係が距離の2乗に反比例する事も確認できた。25cm: 400lx, 50cm: 130lm (400 / 2x2 = 100lx)