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名古屋フィル第87回市民会館名曲シリーズ

今日は午前はサッカー観戦で、夕方に名古屋フィルの演奏会でした。
名古屋フィルの方を先に書きます。
3日連続のクラシック音楽コンサートになります。

ブラジル人のソアーレスさん、名古屋フィルと初共演です。
そして一昨年の日本音楽コンクール1位になった中野りなさんがサン・サーンスの第3番の協奏曲を弾くのが楽しみです。
先週の中部フィルで共演した北川千紗さんは3年前の日本音楽コンクール1位です。

ちなみにサッカーのwyvernのホームゲームが午前キックオフになったので、この演奏会に行けるようになりました。

さらに先日に名古屋フィルの音楽監督だった外山雄三さんが亡くなられました。今日は追悼の献奏が行われました。

■献奏 マスカーニ[外山雄三]/歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲 

拍手無しで献奏(追悼)の演奏会は初めてでした。名古屋フィルの初共演のソアーレスさん、立派に努めました。

自分が名古屋フィルを聴き始めた頃は外山雄三さんからモーシェ・アツモンさんに切り替わるときで、外山雄三さんの指揮を何度も聴きました。
献奏の間にいろいろな思い出が浮かびました。

■モーツァルト/ディヴェルティメント第3番K138

天真爛漫のモーツァルトでした。K136が有名ですが、K138はかなり久しぶりに聴きました。リラックスして聴きました。

今日は1番前の列で聴きました。
実は外山雄三さんの指揮を初めて聴いたときが前から2番めだったので、外山さんの思い出のために1番前の席を取りました。

■サン・サーンス/ヴァイオリン協奏曲第3番

中野りなさんのヴァイオリン、初めて聴きました。この曲、いきなり冒頭からソロがあり、見せどころですが、最初からすごいです。
これは期待できるサン・サーンスになることが予感する入りでした。

第2楽章がチャーミングなメロディー、大好きですが、その部分もすばらしい演奏です。

そして第3楽章がオーケストラとヴァイオリンソロがスリリングな展開になりますが、そこの部分も熱演しました。

これから期待のヴァイオリニストでしょう。
また愛知のオーケストラとの共演を楽しみにしています。

■メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」

クラシック音楽の初心者の頃ってモーツァルトやベートーヴェンなどの有名な交響曲を聴いたりしますが、メンデルスゾーンの交響曲第3番はある程度有名どころを聴いた後ぐらいに聴く曲で、個人的には初めて聴いたときはちょっと驚きました。

モーツァルトやベートーヴェンとは違う世界を持った音楽で飲めり込みました。

オーケストレーションがすばらしい曲ですよね。
また昨日のメンデルスゾーン弦楽四重奏曲第3番でも話が出てきたファンタジックですね。

第1楽章はすばらしいですが、第3楽章もすばらしい。そして第4楽章へのアタッカーは彼の室内楽でよく見られる切り替えしですね。サッカーだとターンして振り向きざまのプレーですよね。

やっぱりメンデルスゾーン交響曲第3番、良かったですね。

■アンコール

指揮者のソアーレスさんの祖国のブラジル音楽の曲です。リズムがいいですね。ブラジルはサッカーが盛んで独特のリズムと楽しさがありますね。

また来て名古屋フィルと共演して欲しいですね。


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