名古屋フィルの演奏会
トヨフジ海運さん主催の名古屋フィルの演奏会にご招待させていただき、聴きに行きました。
前半がオペラの名場面の抜粋です。
指揮者の粟辻さんが指揮と司会の両方を兼ねました。粟辻さんのトークがわかりやすかったです。
フィガロの結婚とこうもり以外はストーリーは知らなかったですが、粟辻さんのトークで劇の場面と歌がリンクできました。
ソプラノソロが川越未晴さんで、ツィッターではフォロワーになっていただいていたので、歌声が聴けて良かったです。
ドニゼッティの「連隊の娘」の歌がすばらしかったです。美しい歌声でした。
また「こうもり」はアデーレ役になり切ってコミカルな歌を表現していました。
ちなみにかなり昔に二期会で「こうもり」を劇で全曲聴いて見ましたが、最後のドタバタのどんでん返しはおもしろいですね。
バリトンソロは宮下嘉彦さんです。
「フィガロの結婚」では悪役でもある伯爵役。役になり切った歌はすばらしかったです。
ちなみに「フィガロの結婚」も「こうもり」と同様に劇はドタバタのどんでん返しでおもしろいですね。
「セビリャの理髪師」はフィガロつながり。有名なフィガロのところの歌声が良かったですね。
川越さんと宮下さんの2人は二期会の研修生同期というトークがあり、最後にドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」では共演でした。
オペラの名場面のリレー形式の演奏会、良かったです。
ここでハーフタイム。
後半はベートーヴェンの交響曲第7番です。
交響曲第7番といえば、ドラマの「のだめカンタービレ」の冒頭の音楽で有名になりましたね。
ドラマやっていたときは長女が小学生でしたが、よく口ずさんでいました。
自分はクラシック音楽歴35年ぐらいですが、35年前はベートーヴェンの交響曲第7番はそんな有名じゃなく、「のだめカンタービレ」で有名になったと言っても過言じゃないですね。
名古屋フィルはアツモンさん、コバケンさん、小泉さんと歩んできましたので、ベートーヴェンの演奏はさすがです。
粟辻さんの指揮もメリハリの効いた演奏で、弱音を大切にしていましたね。
楽しいベートーヴェンの演奏が聴けました。
アンコールは「こうもり」つながりで、ヨハン・シュトラウス2世のピチカートポルカでした。
来週が名古屋フィルの定期演奏会ですね。
ウォルトンのヴィオラ協奏曲。パク・ハヤンさんのヴィオラ楽しみです。
ドヴォルザーク交響曲第7番もありますね。
仕事で行けるかどうか微妙ですが、行きたい聴きたい。