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中部フィル第96回定期演奏会

今日は年次休暇を取り、中部フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会へ行きました。

マチネシリーズなので、平日昼の演奏会になります。
マチネシリーズは今回2回めで、周防さんのヴァイオリンソリストでラロのスペイン交響曲、
3回めは3月でショパンコンクールで大フィーバーした小林愛実さんのピアノでラヴェルのピアノ協奏曲と魅力的な協奏曲があります。
そして共に指揮者が飯森さんです。

残念ながら金曜日は会社の休暇が取りにくいので、3月はかなり厳しいです。今回の演奏会は休暇が取れました。

演奏会の前に中部フィルの音楽監督の秋山さんが引退するという残念なニュースがありました。
自宅でケガをして後遺症が残っているという話を聞きました。健康面の回復することを祈っています。
秋山さんの指揮する中部フィルの演奏を何度か聴かせていただいて数々の感動を得ました。感謝です。

◼️サラサーテ/カルメン幻想曲

前半のサラサーテとラロが周防さんのヴァイオリンソリストでの演奏になります。

周防さんのヴァイオリンの音色の美しさは惚れ惚れとします。音色の美しさは最高峰ですね。聴きたいヴァイオリニストのひとりです。

ビゼーのカルメンに出てきたメロディーなどをヴァイオリンの曲として演奏会用にサラサーテが編曲した曲になります。
曲のところどころにカルメンの有名なところが出てきます。

カルメンの話はあまり共感できませんが、音楽はすばらしいです。

◼️ラロ/スペイン交響曲

ラロはフランス生まれですが、祖先はスペインでスペインの音楽を作曲しています。個人的にはスペイン交響曲、チェロ協奏曲は好きな曲です。

スペイン交響曲はヴァイオリン協奏曲第2番であり、サラサーテのヴァイオリンソロはで初演しています。

周防さんのヴァイオリンソロはすばらしいです。

第4楽章がすごくしびれます。
冒頭の金管楽器がかっこよくてそれを弦楽器に受け渡しした後にヴァイオリンソロのメロディーでメロメロになります。
中部フィルの金管隊と周防さんのヴァイオリンソロで聴けてしびれました。

スペイン交響曲、最高でした。

◼️ファリャ/バレエ音楽「恋は魔術師」
◼️ファリャ/バレエ音楽「三角帽子」

後半はファリャのバレエ音楽です。

サラサーテやラロはスペインのロマン派音楽とすると、ファリャはスペインの印象派音楽になるかと思います。

情熱、感情の情緒はあるけど、色彩豊かな音楽の表現を楽しむ方になっていきます。
スペインの民俗音楽がいろいろ出てきてそれを楽しみます。

飯森さんの指揮する中部フィルのオーケストラがすばらしかったです。秋山先生にもきっと届いたと思います。

平日昼の演奏会でしたが、聴けて良かったです。



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