サピエンスは戦争を克服出来るか?
サピエンス全史(上)読了
やっと「サピエンス全史(上)」を読了した。
3回目のコロナワクチン接種も挟まり、結構かかってしまったけれど、読み終えることが出来た。
私の高校時代は、日本史と世界史が選択制で、日本史を選択した。なので世界史はしっかり勉強していない。
本書では「○○文明」や「○○帝国」という言葉が頻繁に出てくるのだけど、恥ずかしながら、これはどこで起こった文明で…というように細かいことは把握していない。
しっかり勉強した人に比べたら、理解の程度はそんなに高くはないたろう。
それでも、ザックリではあるけれど、
サピエンスは火を発見し道具を作るようになり、料理をするようになった。
言葉をしゃべるようになり、噂話をするようになった。
やがて虚構(精霊や神、法、会社など)を作るようになった。
農業を始めた。
記録をするようになった。
このように、徐々に出来ることが増えていき、率いる集団の規模が拡大し、様々な争いを経て「帝国」という形態に至った。
このような感じで理解した。いろいろツッコミどころはあるだろうが、ザックリということでご勘弁。
サピエンスと戦争と
歴史を紐解くと、世界では様々な戦争があった。
記録が残っている時期はもちろん、本書のメインである有史以前も争いはあっただろう。
近年では二度の世界大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、その他様々な戦争紛争があり、現在もウクライナなどで続いている。
先に書いた、サピエンスが道具や言葉を使ったり、噂話をしたり虚構をつくり上げるような事は、生物学で言う「進化」ではないらしい。
進化でも変異でもどちらでもいいのだけれど、そろそろ戦争で物事を解決するのを卒業する進化か変異か起こってくれたらいいのになと思った。
Twitterを見ていると、起こる方向には向いているように見える。
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